雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2020.02.28 家族のありがたさ

f:id:snowrabbit21:20200312124654j:plain

 先ほど、妹から冷凍うどんが届いた。ちょうど買うというので、代金を送金した上でついでに注文してもらったのだ。ショップチャンネルという会社の扱っている商品で、これまでにも何度かリピートしている。

ウイルス性胃腸炎で参っているときに夫に調理して食べてもらったり、メンタルの病状が思わしくない時などに大助かりしているのだが、今日は自分の身の回りすら整えられないほど病状が悪く、いよいよ切羽詰まっていたところにこのうどんが届き、妹の気遣いをとてもありがたいと感じた。

 

私の家族は必ずしもうつ病に理解があるわけではないので、愚痴を云おうにも云えない時があるのだけれど、つい先日は「とにかく人と話がしたい」とLINEを送ったら、妹が応じてくれて、一時間ほど映画の話などをした。

普段妹と連絡を取ることはほとんどなく、家族のグループLINEを通じて言葉を交わす程度だが、彼女の近況や彼女の勤める会社のホワイト企業ぶりなどを聞いてほっとしたし、何より普段女性と会話することの少ない夫婦ふたり暮らしなので、妹の柔らかな声に癒された。

 

直接的な言葉で窮状を訴えたくなることもあるけれど、はっきりとしたことは遠慮が先立ってしまって、どうしても伝えづらい。こうしてたしかなセーフティの中に自分の身が置かれているということを実感できただけでも、私にとってはありがたいことだと感じた。

夫婦ふたりで生活をしていると、特にここ最近は夫が仕事で多忙なこともあって精神的に追い込まれてしまうこともあるけれど、夫婦の間柄だけでないところに救いを見出すということは、きっととても大事なことなのだろうと思う。

元気な時には読めていた本も、今は読む余裕がないし、録画しているテレビ番組もなかなか消化する気になれない。なにせ集中力が続かないのだ。音楽も肌に合うものはどんどん限られていってしまい、深夜テンションでApple Musicの無料お試し期間に入会してみたものの、ほとんど触っていない。

そういう中でたしかなものはやはり人と人とのつながりなのだと思う。これからも何かにつけて家族を気遣いたいし、家族を思いやる気持ちを忘れないで過ごしていきたい。