先日、精神科医の主治医による電話での診療を受けました。
そこで医師が語っていたコロナ対策は以下の通り。
・しっかり寝る
・欠食しないように食べる
・温かい水分をこまめに摂る
・体を冷やさない
薬の増薬によって、幾分かうつ状態が緩和されて、睡眠も以前と同じように問題なくとれるようになってきました。
そこで薬は据え置きということになりましたが、食事にはまだまだ改善すべき点も多くて、どうしたものかと考えています。
ここ数日は体の周期による不調が続いていて、まともに自炊ができない日々を送っているのです。
本当はこういう事態になる前に婦人科を受診できればと思っていたのですが、なかなかそれも叶わず……。
PMSと月経困難症の症状が出ていてなかなかつらく、体質的にピルを飲めないので、要相談という状況なのです。
30代が間近に迫ってきた今、体のことにはもうちょっと気がけておかねばとは思うのですが、一方で常時何かしらの不調を抱えている状態なので、あまり気にしてばかりもいられないのが現状です。
たとえば肋間神経痛も、夜中に出ているらしい咳喘息のような症状も、薬を飲めば良くなるのでしょうが、長年向精神薬を飲んでいる身としてはあまり薬の種類を増やしたくはなくて、おとなしく付き合っていくしかないのかなぁと思っています。
十年向精神薬を飲んでいるので、薬の副作用のつらさは肌身に沁みて感じています。
肝臓にも負担がかかってしまいますし、できれば薬は飲まないに越したことはないのです。
この辺りの兼ね合いはとても難しいですが、自分の不調にフォーカスしすぎないということはこれまでも心がけてきました。
不調を抱えながら、そういうものとうまく付き合いながら、ひたむきに地道に生活を積み上げていくしかないのだろうなと思います。
でも生活一辺倒ではやはり心は苦しくなってしまうので、そういう時に書物の力も借りられるといいですね。
今はひたすら聖書の詩篇を読んでいます。
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主はお前の罪をことごとく赦し
— 白雪文庫 (@snow_rose069) 2020年4月16日
病をすべて癒し
命を墓から贖い出してくださる。
慈しみと憐みの冠を授け
長らえる限り良いものに満ち足らせ
鷲のような若さを新たにしてくださる。
——詩篇103.3-5
主がわたしの助けとなってくださらなければ
— 白雪文庫 (@snow_rose069) 2020年4月16日
わたしの魂は沈黙の中に伏していたでしょう。
「足がよろめく」とわたしが言ったとき
主よ、あなたの慈しみが支えてくれました。
わたしの胸が思い煩いに占められたとき
あなたの慰めが
わたしの魂の楽しみとなりました。
——詩篇94.17-19
私はキリスト者ではありませんが、今はこうした言葉の数々を心のよりどころのひとつとしながら日々を送っています。
もうそろそろ詩篇も終盤にさしかかってきたので、次はこちらを読もうと思っています。
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カトリック系のミッションスクールに通っていて、当時は新約聖書をメインに読んでいたので、旧約聖書はまだまだ未知の世界です。
この本が良い手引きとなってくれることを心から楽しみにしています。
新刊書店で衝動買いした一冊なのですが、「それでも生きる」というタイトルが今の私にはぴったりだなぁと感じます。
それからこちらの記事を書いたこともあって、今興味があるのは法華経と禅です。
かねてより積んでいた鈴木大拙『禅とは何か』と、読み止しのままだった『法華経を読む』も再開したいなと。
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『法華経を読む』はまだまだ先が長いので、こちらも手元にお迎えして読めればいいなと思っています。
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コロナによって一番変わったのは宗教観かもしれません。
それまでただ漠然と伝統的な宗教への親しみを感じていたのですが、コロナによって伝統的な宗教を求める心はより切実なものへと変わりました。
(※新興宗教やスピリチュアルには心底嫌悪感を抱いているのであしからず)
戦国時代にキリシタン大名が生まれたのも、背景にはもちろん経済的な事情もあったとは思いますが、それ以上に人々の心性として救済を求める意識があったのだろうなということを肌身に沁みて感じます。
夫とはコロナをきっかけに創作への向き合い方が変わるという話をしましたが、ガラシャを書くべきタイミングは、実は今なのかもしれないと、こうして記事を書いていて感じました。
創作のことはこちらのブログにまとめていきますが、実生活と創作とは切っても切れない関係にあるのだなということを実感しますね。
今はなかなか創作に励むことも難しいので、勉強の機会だと思って、今のうちにできるだけキリスト教や仏教のこと、それからもちろん大学で専攻していた神道のことも学んでいければと思います。