先日、セルフケアの道具箱という本を読みました。
読んでみて、自分がすでに実践しているなと感じるところも多かったので、具体的にまとめてみようと思います。
ストレッサーを把握する
自分の体調の波や周期を知っておく
たとえば私なら例年春先と夏頃は体調を崩しがちで、冬は冬季うつになりがちです。
あらかじめ「このぐらいの時期は例年調子が悪い」ということを把握しておくと、いくらか気分が楽になりますし、無理にじたばたしないで済みます。
またサポートとして低気圧の変化の把握のために頭痛ーるをDLして、体調の悪い時には確認するようにしています。
またニュースの気象情報もできるだけチェックするようにしています。
大気不安定という言葉は要チェック。
この言葉が出ると不調の見通しが立てられるので、いくらか安心材料になります。
Googleカレンダーで体調管理
これは以前にも記事に書きました。詳細はそちらをご覧下さい。
ちなみに最近はこんな感じで記録しています。
ストレッサーとストレス反応をメモに記録しておくと、のちのち振り返るにも便利ですし、何より弱音を吐き出せるので、メンタルのケアにも役立ちます。
『セルフケアの道具箱』ではTwitterの鍵垢を作ることを勧めていましたが、私はSNS断食中なので、今後ともGoogleカレンダーを活用する予定です。
またGoogleカレンダーは続けたい習慣を記録するのにもうってつけですね。
これについてはまた別途語りたいと思います。
ストレス反応を把握する
私のストレス反応としては
- お風呂に入れているか
- 使用済みの皿がシンクに溜まっていないか
- 部屋やリビングが散らかっていないか
- 未開封や開封済みの段ボールが散らかっていないか
- 音(生活音やTV、音楽など)がうるさいと感じないか
- 目が滑ることなく集中して本を読めるか
- スマホの充電が残りわずか(40%以下)になっていないか
- 衝動買いをしていないか
- 夜更かしをしていないか
ということに如実に表れます。
だいたいこのいずれかに当てはまるときには体調が悪いことが多いです。
スマホの充電に関しては、それだけだらだらとスマホを眺めてしまっているということなので、不調のバロメーターのひとつになります。
夜更かしの場合は、私は1時を過ぎると翌日の不調が顕著になり、また寝たくないという気持ちに駆られるときにもだいたい1時を回るので、1時を基準にしています。
自分にとって夜更かしが何時頃をさすのかを把握しておくとよいです。
こうして私はできるだけ自分の外にあるもので自分の不調を測ることを心がけています。
NHKテキストの『趣味どきっ! 人と暮らしと、台所』の高山なおみさんのページに次のようなことが書かれていました。
「台所はいつも、風通しのいい場所にしておきたい。日々、新しくごはんをつくって食べ、出てきたゴミを出すの繰り返し。台所って、人の心や体と相似形だから」
私の場合はお皿が洗えなくなるとお風呂に入れなくなります。
これには不思議なほど相関関係があって、ここ数日は両方クリアできていて調子も比較的良いので、すべてはつながっているのだなぁと実感しています。
対処法
私はここ最近、フィジカルや自分の外側にあることからメンタルの不調にアプローチしようとしています。
もちろん大前提として服薬も大事です。
お薬の力を借りつつ、薬だけに頼りすぎない対処法をいくつか持っておくと安心だなと感じます。
- お風呂に入る
- お風呂上がりのボディケア・ヘアケアの時間にマインドフルネスをする
- UVケアなど、日中も自分の体のケアを心がける
- 食生活をカロミルの助けを借りて改善し、腸内環境を整える
- 布団にスマホは持ちこまずに、不調なときは昼寝をする
- 自然音を聴く
これらは主に鈴木祐『最高の体調』のメソッドを利用したものです。
詳細はこちらの記事にまとめています。
カロミルを使った食生活改善方法と改善したことはこちらにまとめています。
ボディケアについてはこちらの記事にまとめています。
特にこの記事で強調したいのは、布団やベッドで横になって休む際にスマホを持ちこまないということです。
頭を休めねばならないはずが、スマホをだらだらと眺めてしまって逆に疲れてしまうということがこれまで多くて、先日布団にスマホは持ちこまないということを決めました。
代わりに何をするのかというと、iPadで自然音やリラクシングミュージックをスピーカーから流して、自分は布団に横たわってぼーっとするという方法です。
ぼーっとしている間はあまりあれこれ考えず、できるだけ音に集中します。
これも一種のマインドフルネスかもしれませんね。
あっという間にうとうとしてきて、心地よく眠れます。
眠る時間がないという方も、仕事帰りに帰宅して部屋で休むときなどに使えるメソッドなのではないかなと思います。
主人に話したところ、「俺も試してみようかな」と云っていました。
まとめ
ストレッサーやストレス反応を把握しておくと、「今、自分は不調なのだ」という気づきを得やすくなります。
またGoogleカレンダーを利用することで、年間で不調になりやすい時期を把握することができたり、自分の不調の周期を把握しやすくなります。
それに応じて様々な対処法を持っておくと、不調な時でも安心です。
コロナ禍が未だ続く状況の中で、自分なりのセルフケア術を持っておくことは、何よりの味方になります。
この記事を通して、ご自分の体調を振り返るきっかけにしていただければ幸いです。