雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

自己肯定感の低さをカバーするために

自己肯定感を上げる方法はおそらく世の中にたくさんあると思うのですが、私の場合は持病のうつに加えて発達障害の当事者でもあるので、なかなか正当な自己評価をすることが難しいのです。

しかし、専業主婦は自己評価を自分で正しく行わないと、誰からも評価してもらうことはできません。

毎日の家事も誰かが評価してくれるものでもありませんし、自分で自分の行ったことをある程度評価しないと、とてもやっていけません。

 

これは村上春樹の『職業としての小説家』を読んでいても感じたことなのですが、作家が書いている途中で自己評価をするプロセスと、専業主婦が自分の家事に自己評価をするプロセスは相通じるものがあるのではないかなと感じます。 

 

もっとも、作家の場合は世に出せば是非はともかく何らかの評価を与えられるわけですが、それでも芯の部分で自己評価がきちんとできていないと、批判的な評価に振り回されることになってしまいます。

作家を目指すにしても、専業主婦としての仕事を全うするにしても、どうしても正しく自己評価をする能力というものは必要不可欠になってきます。

 

そうしたときにメンタルからのアプローチだけでは限界があるなと感じています。

心の持ちようというものはそう簡単に変えられるものでもありません。

鈴木祐『超ストレス解消法』にも載っている、その日起こった良いことを三つ挙げる三行日記も書いていますが、今ひとつ効果を実感できずにいます。 

 

 そこで自分なりに自己評価をするためのメソッドを考えてみたいと思います。

 

目標を設定して達成する

体調が優れないときにも何かしら読むようにしていて、このひと月で46冊の本を読みました。

下半期の目標は50冊から100冊に増やしたのですが、それでもずいぶんと早いペースです。このまま励んで150冊に伸ばしてもいいなと考えています。

やはり目標設定は大事ですね。

できるだけ具体的な数字に落としこめるといいのだろうと感じます。

それは頻度でもいいですし、もっと具体的な結果として結びつく数字でもいいですが、これも見える化することで意欲が湧いてくるなと感じます。

たとえば村上春樹は『職業としての小説家』によると、一日に4000字(原稿用紙換算で10枚)の小説を書き進めるようにしているそうです。

あらかじめそうして数値目標を決めておくと、ペースを掴みやすくなるとともに、生活に一定のリズムが生まれるなと実感しています。

私の場合は今のところ新たな小説はまだ構想段階で、執筆には至っていないのですが、それでも書きはじめたら一日1000字のペースで書こうと決めています。

家事の場合はそこまで具体的な数字に落としこむのは難しいですが、たとえば食後に必ず皿を洗うとか、毎日家計簿をつけるとか、あるいは週三回掃除するとか、頻度に数字を用いることでやりくりできそうです。

 

結果を見える化する

To Do Listにチェックを入れるのでも、Googleカレンダーに記録をつけるのでもいいのですが、やったことを見える化して、継続度合いをチェックすることはどうしても必要だなと感じます。

SNS断食と読書は一ヶ月を過ぎて魔の六週間目を迎えましたが、無事に乗り切ることができました。 

やはり毎日続けることは力になるなと実感しています。

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またあまり自己評価がうまくできない私も、このダイアリーを見ると「それなりにがんばってきたんだなぁ」という実感が湧いてきます。

体調が悪い日も気がめいっている日も読書に励んできたのだと思うと、少しは自分のことを認めてあげてもいいんじゃないかという気持ちになります。

 

そういう実感は間違いなく自分の心の支えになりますし、ひいては自信にもつながります。

自信や自己肯定感というのは、ありのままの自分を肯定することではなくて、何かを積み重ねていった先に生まれるものなのではないかなと感じます。

ゼロの状態で肯定されても自信にはなりませんし、村上春樹が「人生とは空っぽの器のようなもので、そこに何を入れていくのかが大切だ」ということを『村上さんのところ』にも書いていますが、まったくその通りだなと思います。 

 

 

発達障害者の評価軸のあり方

継続は力なりとはよく云ったもので、結局継続してきたことでしか自分の生活は豊かにはなりませんし、 自信もつかないのだろうなと感じています。

他者からの評価を自分の軸にしてしまうと、私の場合はうまくいかないことが多くて、評価されたとしても発達障害による脳の報酬系のトラブルで、まったくうれしいと感じられなかったり、自分のモチベーションにつながらずに、行き詰まってしまうことがありました。

たとえば私が詩を書かなくなったのも、ひとつには他者による評価や自己評価が固定化してしまって、それ以上の発展を見こめないと感じた途端、モチベーションがだだ下がりしてしまったことにあります。

もっと変化をつけてより発展性のある詩の形を模索できたら良かったのだろうなと思いますが、私にとってはやりたいことはやり尽してしまったという思いがありました。

これ以上同じことを続けても、マンネリに陥ってしまってあまりいい状態にはならないだろうなと感じました。

 

その反省を活かして、自分の評価の軸を見える化して自分の外側に置きつつ、自分自身のものとして捉え直すことで、自信につながるのではないかと感じます。

これは創作のみならず実生活にも云えることですが、あくまでも自己評価の軸をきちんと持っておかないと、他者に「なんで○○してくれないんだろう」と求めてしまいがちになったり、創作で云うと承認欲求ばかりが強くなってしまいます。

あくまでも自分のなしてきたことを自分自身できちんと認め、あるいは批判しながら、自分のこれからの道を切り開いていきたいです。