定型うつと冬季うつ、それに生理が重なって死に体になる日々が続いています。
冬季うつは過食傾向になるそうですが、私の場合は定型うつが重いので、食欲もあまりないです。
何より自分ひとりの食事の支度をするのがどうしてもつらくて、昼食の準備もままならず、それに従って服薬も遅れて「あ、詰んだな」と思うことがよくあります。
そういう時に食べやすいものというと、どうしても種類が限られてきてしまうのです。
医師からは食べやすいような甘いものを食べると良いと云われたのですが、私はうつが重いと甘いものを食べる罪悪感に耐えかねてしまって、甘いものを食べたいと思えません。
そんな中でも食べられるものについて書いてみようと思います。
バナナ
甘いものでも果物ならばさほど罪悪感はないですし、果物アレルギー持ちの私も安心して食べられるのがバナナなので、できるだけ常備するようにしています。
お手軽価格で、いつでも手に入って、食べる手間もかからないのがバナナの良いところですね。
食物繊維も摂れますし、冬季うつにもバナナは効果的なのだそうです。
冷凍野菜×トースト×たんぱく質
私の場合はすぐに作れて簡単でおいしいと感じるものはそう多くなくて、ごはんを試すこともあるのですが、気力がないときにはお茶漬けや卵かけごはんばかり、という風になってしまいます。
またごはんはあらかじめ炊いておく必要があるので、ついうっかりごはんがなくなってしまった時にも、食パンを常備しておけば安心です。
食パンを食べるときにはだいたいハムチーズトーストを作ります。
卵を茹でる心のゆとりがなくても、これで少しはたんぱく質が摂れますし、そこに冷凍ブロッコリーを添えればそれなりに栄養も摂れる……はず。
見た目はアメリカの子供のランチのようになりますが。
サラダチキンも時々買っていて、そういう時にはシンプルなトーストと冷凍のブロッコリーを合わせます。
冷凍野菜は強い味方です。元気がないときでも解凍するだけで野菜が摂れるので、常備しておくと何かと役立ちます。
豆腐×ごはん
私はほぼ毎日卵かけごはんを食べているのですが、やはり飽きることもあります。
そういう時に心強いのがお豆腐で、炭水化物を食べたくないときには冷奴にしても、レンチンしていただいてもいいですし、ごはんを食べる元気があるときには、ごはんに乗せていただきます。
お豆腐はなにかと欠かせないので、たくさん入っているものを常備するようにしています。
こちらは冷凍オクラとお豆腐をごはんにオンしたもの。
参っていてもとりあえず栄養が摂れるので、夏場はこのレシピを重宝しました。
これにポン酢をかけていただきます。
お好みで鰹節をかけてもいいですし、柚子胡椒をつけてもおいしいです。
こちらはTwitterのフォロワーさん経由で知ったとうめし。
レシピはよくわからなかったので、ひとまずだしと醤油とみりんとお酒と水(いずれも適量)で5分ほど煮詰めました。
だし醤油のおいしさがごはんにしみこんで至福の一時を味わえます。
こんなに簡単でおいしいのはありがたいですね。
おわりに
どんなに疲弊していても、抑うつ状態がひどくても、医師から欠食しないようにと指導を受けているので、できるだけ3食何かしら食べるようにしています。
もう動くことすらできないという時にはバナナを野菜室から取り出してとりあえず口に入れますし、もう少し元気があればトーストを焼きます。
うつを患っていると、人様に見せられるごはんをなかなか作れないので、こうしてお見せするのも恥ずかしいという気持ちがありますが、うつで苦しんでいる方のお役に少しでも立てれば幸いです。
今から春にかけては特につらい時期ですが、なんとか生き延びましょう。