はじめに
心因性非てんかん発作の病状の改善に伴って、シクレストを20mg→10mgに減らすことになり、減薬5日目になりました。
この間のことはまだ冷静に書けそうにないので、減薬に成功したらまとめたいと思います。
なかなかつらい日々を過ごしていますが、先日電話受診をしたおりに医師に「新型うつって何だっけ?」と訊かれて、私が説明をするという場面がありました。
やはり日頃のリサーチは大事だなと実感しています。
むやみやたらに調べまくるのも問題ですが、医師にばかり寄りかかっていられないのもまた事実で、そういう時に参考にしているものを一覧にしてまとめておきたいと思い立ち、こうして記事を書くことにしました。
セルフケア
セルフケアの道具箱
うつの症状が重い時などに参考にしました。
体を軽くタップするというのは今でも時々実践しています。
さまざまなワークが載っているので、比較的行いやすいのがメリットです。
ただしスキーマ療法はひとりで行うのは危険を伴う気がしたので、私は取り組みませんでした。
ストレスの大小は問わない本なので、健常者の方でも参考になる部分があると思います。
私は自分用は電子書籍で買って、主人のために紙の本を買ってプレゼントしました。
「繊細さん」の本
私はHSPの傾向があるので、何度も読み返しています。
HSP向けの書籍ですが、感覚過敏な発達障害者にも適用できるノウハウが載っています。
参考になったのは人と話すときにつらくなってきたら物理的な距離を取るということ。
椅子の背もたれに背を預けるだけでも距離が開いて楽になるというメソッドは活用していますし、感覚過敏をケアするために肌着を綿素材のものに買い替えたりしました。
うつ病に関する書籍
うつが治る食べ方、考え方、すごし方
鉄分を摂るといいというので、鉄剤サプリをのみはじめました。
ここしばらくの間はさぼりがちになっていますが、また再開したいです。
またたんぱく質も積極的に摂った方がいいなど、より実践的な内容が書かれています。
なかなか内容が専門的なので、うつで参っていると読むのは少し大変かもしれません。
とはいえ、安易に分かりやすさを求めて間違った情報に飛びつくよりは、ずっといいはずです。
またいずれ再読しようと思っています。
もっと知りたい双極性障害
私は医師によって双極性障害の診断は受けていませんが、万が一のためにと買って読んだ本。
服用すべき薬や、双極性障害の具体的な症状など、初歩的なことがよくまとまっています。
インターネットで検索するよりも、こうした本を参考にする方が不安の払拭にもなりますし、おすすめです。
メンタル系の病気を検索するときに参考にするサイト
うつの度合いを確かめる
うつ度チェック 簡易抑うつ症状尺度
うつ病の症状チェックシート
うつの診断に際してはあくまでも医療機関での受診が基本になりますが、診断後にも今の自分の状態を知りたいと思うことも多々あり、活用しています。
二番目のサイトでは細かいチェック項目があり、より具体的に自分のメンタルの状況を知ることができます。
医師・当事者の知見を得る
COMHBO地域精神保健福祉機構
医師と当事者、両方の視点で記事がまとめられているので、困った時にはこちらを参考にすることが多いです。
抗うつ薬の減薬についてはこちらの記事にまとめられています。
薬や病状について知りたいとき
おくすり110番
元住吉こころみクリニック
処方された薬のことを検索するときや、病気のことを調べる時に活用しています。
特に副作用などは、なかなか医師から説明がないことも多く、我慢してしまいがちなので、不安の払拭に一役買ってくれます。
私はシクレスト、レキサルティ、レキソタンを服用しているので、主にそれらの情報を集めることが多いです。
その他
マンガでわかる心療内科
一時期通っていたゆうメンタルクリニックの公式漫画。
再診の場合診察が秒で終わったり、主治医だった先生が独立なさったこともあって通わなくなりましたが、血液検査の態勢が整っていることだけは評価できる病院です。
30分のカウンセリングも受けましたが、効果は感じられませんでした。
コミックエッセイは得意ではないのですが、分かりやすいという点ではいいのかもしれません。
私はこの漫画を参照しました。
ダイヤモンド・オンラインの特集記事
特に参考になったのがこちらの記事。
外に出なければというプレッシャーから少し離れられるので、時々読み返しています。
特に実家など、周囲の理解がなかなか得られずつらい思いをすることもあるので、そうしたときの心の支えになっています。
おわりに
メンタル系の病気の治療はどうしても手探りにならざるを得ません。
薬が合わなかったり、今回の私のパターンのように、急に減薬が決まって離脱症状に苦しんだり。
そのたびにリサーチの大切さと、確かな情報を得るための情報リテラシーの必要性を痛感します。
これらの本やサイトが、少しばかりでも病で苦しんでいる人の助けとなれば幸いです。