雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

シクレストの減薬に伴う離脱症状について

※減薬は医師の了承と指導のもとに行ってください。

※自己判断での減薬・断薬は危険を伴います。くれぐれもご注意ください。

以上のことを了承の上、以下の記事をお読みください。

 

 

はじめに

 

 医師の指導のもと、11/16からシクレストを20mg→10mgに減薬することになりました。

この間、一日おきに20mg→10mg→20mgと飲んできたのですが、24日に電話で相談をしたところ、「10mgに減らさないんですか?」と云われて、10mgに減らしはじめました。

とはいえ、本来ならば減薬は慎重に進めなければならないので、また体調が悪化したら一日おきに20mg→10mg→20mgと飲まねばなりません。

この10日間の間のことを書いてみようと思います。

  

減薬による離脱症状

めまい

まずはじめにめまいが強くなりました。

立っているのがつらいほどで、座っていても体が重くて気分が悪く、とても何も手につきませんでした。

めまいは3日ほどつづき、ほっとしたのもつかの間のこと、今度はかゆみに悩まされることになりました。

 

かゆみ

発疹はないのに全身がかゆくなってしまって、かゆみが出た初日はうまく眠れないほどでした。

電話で相談した際に話したところ、医師によればかゆみは薬の影響ではないだろうとのことでしたが、それまで全くかゆみが出ておらず、皮膚科のお世話になることも年一回あるかないかぐらいだったのに、薬をやめた途端かゆみが出たので、私自身は疑わしいと思っています。

実際に調べてみると、シクレストはベンゾジアゼピン系の薬ではないという前提はあるものの、離脱症状としてかゆみの症状も出るようです。*1

減薬から10日、かゆみが出てから4日経った27日時点は、かゆみの症状は少しずつ軽減しつつあります。

皮膚科を受診しようと思っていたものの、都合がつかずに、ここまで見送らざるを得ませんでした。

まだ続くようなら皮膚科の受診を考えねばなりませんが、軽減しつつあることを考えると、もう少し様子を見ていいのかなと思います。

 

聴覚過敏

もともと発達障害で、疲れたり弱ったりすると、真っ先に聴覚過敏の症状が出るので、今さら気になるということはなかったのですが、聴覚過敏の症状も出ました。

テレビをまともにつけていられなくて、音量をかなり絞ったり、CMになると余計に耐えがたくなるのでテレビを消したりしてやり過ごしました。

音楽もあまり聴きたいと思えず、広橋真紀子さんのピアノアルバムなど、あまり耳にさわらないものを聴いてやり過ごしています。

 

 

食欲の変化

これは減薬前からですが、ここ2〜3ヶ月ほど食欲不振がつづいていて、食べるのもやっとという状況でした。

欠食をする日もあったり、食事の時間が不規則になったり、体調にも悪影響が出ました。

医師に相談したところ、「甘いものや食べやすいものを食べてください」とのこと。

私はあまり甘いものが得意ではなく、また今年から果物アレルギーを発症して、先日はついにバナナも食べられなくなってしまったので、頼みの綱のバナナに頼ることもできず、とても不自由な思いをしました。

それでも減薬から10日経って、ようやく食欲が戻ってきたかなと感じています。

まだまだムラが出るかもしれませんが、これも様子を見ながら過ごしたいと思います。

 

目のかすみ

とても気になるというレベルではありませんが、時々目がかすみます。

これも調べてみると向精神薬離脱症状の一種だそうです。*2

 

症状として現時点で出ていないもの

不眠・悪夢障害

どんなにうつ状態がひどくても眠れないということだけはなかったので、現時点で不眠の症状は出ていません。

これだけでもずいぶんマシだなと思います。

どちらかというと過眠気味で、これに関しては医師は問題視しない立場なので、そこまで問題は感じていません。

そして減薬の影響なのか、それまで毎日のように見ていた悪夢から解放されました。

これは大変喜ばしいことで、いつもすぐに寝つけるとはいえ、眠るのが苦痛でしょうがなかったのですが、その苦痛が和らいで気分も楽になりました。

 

精神的な著しい不調

かゆみが原因でさまざまな不安に苛まれたり、少しイライラしやすいのかなと感じることはありますが、過呼吸が出たり、抑うつ状態がひどくなるということもないので、これもひとまず良かったなと思います。

毒母との対人関係が原因で不調になったりはしましたが、以前のように何の原因もなく抑うつ状態がつづくということはなく、ほっとしています。

むしろ減薬前より気力が湧いてきたり、活動的になっていて、この点は減薬して良かったと感じています。

家事や創作など、過活動になって疲れたりすることもありますが、それだけ気力が戻ってきたのでしょう。

日中の沈んだ気分も改善してきたなと感じています。

私はうつと診断されましたが、そのうつは少なからず薬によってもたらされていたのかもしれません。

医師によると、向精神薬の効き過ぎで抑うつ状態になることもあるようです。

このたび減薬することになったのは、医師のそうした判断があってのことでした。

 

消化器系の目立った不調

しょっちゅう急性胃腸炎やウイルス性胃腸炎に罹患していて、最寄りの内科のお世話になることが多いのですが、今のところ内科に行かねばならないような、目立った不調はありません。

 

 

おわりに

かゆみさえ治まれば、減薬は成功したと云っていいと思います。

医師の見立ても良好との判断をいただいているので、ひとまずほっとしています。

シクレストに関してはネットにほとんど情報がなく、手探り状態での減薬になり、不安を感じることも多いです。

この記事がシクレストを減薬したいと思っている方の一助になればと思います。

ただし、冒頭にも書いたようにくれぐれも自己判断での減薬はしないようにしてください。

薬を処方されているけれども、自分に合っているかどうか分からない場合や、飲み過ぎていると感じる場合は、必ず医師に相談してください。

 

またネット上の安易な口コミや情報に振り回されることは避けましょう。

だからこそ、信頼できるソースを活用するということも、患者にとっては大切なことです。

そのお役に立てそうなサイトは以下の記事にまとめていますので、ご参照ください。

snowrabbit21.hatenablog.jp

*1:www.benzo-case-japan.com

身体の感覚

ピリピリ感、チクチク感、部分的な痺れ、電気ショック様感覚、熱感、冷感、かゆみ、深部の灼熱痛といった奇妙な感覚はどれも、ベンゾジアゼピン離脱中にはよくある現象です。これらの感覚について正確に説明するのは困難ですが、運動神経と同様に、知覚神経が脊髄および脳内の接合部も含めて、離脱中は過興奮状態になります。皮膚、筋肉および骨に付着する腱組織にある感覚受容器が、通常なら反応するはずもない微弱な刺激に反応し、無秩序にインパルス(電気信号)を発射しているのかもしれません。

私のクリニックで、このような症状を呈する患者の神経伝導検査を行ないましたが、異常は見つからず、例えば、末梢神経炎の兆候も示されませんでした。しかしながら、この症状は時に神経内科医を困惑させるものでした。痺れ、筋肉の痙攣、複視を併発している3人の患者が、多発性硬化症と診断されています。患者がベンゾジアゼピンを断薬するとすぐに、全ての症状が消失したことで、この診断もなくなりました。

このように、これらの知覚症状には当惑させられますが、通常は心配する必要はありません。ごく稀に、消失せずに残存することがあります(遷延性症状の項を参照)。ここでも、筋肉症状の箇所で提示したものと同じ方法が(上述)、これら知覚症状の軽減に効果があるでしょう。通常、これらは離脱後消失していきます。

 

*2:脚注1のリンク参照