雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

名前のない不安をやり過ごす

はじめに

snowrabbit21.hatenablog.jp

 

こちらの記事に書いたとおり、昨年末の12月28日からベンゾジアゼピン系の薬であるレキソタンの減薬をはじめました。

今日でちょうど一週間となり、云いようのない不安感がどんどん増していて、どうしたものかなぁと思いながら一日を過ごしていました。

実のところ、昨夜から不安感が高まってしまっていて、その得体の知れない恐怖たるや、これまであまり感じたことのないほど強いものでした。

離脱症状のことばかりフォーカスしてしまって、さまざまなことが頭から離れませんでした。

さらにそれに輪をかけて、原疾患の非定型うつのことも本で調べたところ、気がかりな文言が記してあって、ただでさえ強かった不安感が否応もなく増してしまっていっぱいいっぱいになってしまいました。

そもそも減薬に踏み切ろうと思ったのは、理由のない不安感が異様なまでに強くなってしまっていたからですが、これでは元も子もありません。

 

紙のノートに領収書などを貼る

ひとまず不安から離れなくてはと思って、ふと溜まっていた領収書や洋服のタグ、ポストカードなどをノートに貼っていたら、驚くほど無心に集中できました。

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この紙のノートに領収書や気に入ったものを貼るという作業は、もともとこちらの本をベースに活用したものです。 

 

読んだ当初はメモが中心で、こうして紙を切って貼ることでライフログの一部にしてしまうという作業はあまりやっていなかったのですが、この本を再読したのをきっかけに、今では時々まとめて貼るようになりました。

読んだ本はこの領収書にチェックを入れて読了メモになりますし、洋服のタグは次回服を買う時に参考にすることでサイズなどを失敗しなくて済みます。

 

そうした実用的な面も大事なのですが、とにかく無心で手を動かすこと、そしてフォーカスしてしまった不安から目線を変えることが有効だということに今日気づきました。

それから思い立って家事をすることに。

家事というのはまさに手を動かすことにつながりますし、何より毎日こなさなければならないものなので、不安に毎日のように苛まれても、視点をずらす役目を担ってくれそうです。

 

掃除をする

さっそく棕櫚帚と掃除機、クイックルワイパーを使って掃除をしたら、体も少しは動かせて気が晴れました。

 

 

 

 

 

  

 

 掃除も無心にできることなので、不安で心がぐらついている時でもそんなに負担がかかりません。

家中のすべての箇所を掃除する元気がなくても、リビングと台所とお手洗いという基本にしている三つの箇所を順に掃除して、幾分か気持ちも楽になりました。

禅宗に一掃除二信心という考え方がありますが、まさに理に叶っているなと思います。

 

 

 

 

読書をする

参っているときはなかなか本を読めなくなってしまうのですが、ちょうど先日まで読んでいた作品を読み終えて、新たな本を手に取るというところだったので、気楽に読めるものを選ぼうと思い立ち、カズオ・イシグロの『夜想曲集』を手に取りました。 

 

かねてから読もうと思っていたもので、新春ブックオフセールで手元に迎えることができました。

まだまだ海外文学には疎いのですが、現代文学は訳が新しいということもあって、比較的読みやすいなと思います。

また小説が読めないときには軽めの本をいくつか手元に置いておくのもいいですね。

 

本の選び方

軽めの本ならばなんでもいいかというと、そういうわけでもなくて、健康にまつわる本は不安にフォーカスしてしまいがちなので、できるだけ避けた方が賢明です。

もちろん情報を集めることも大切ですが、不安が募ってしまっている状況だと、どうしてもその深追いをしてしまいます。

また焦燥感や義務感を煽るような自己啓発本の類いも、体調面に不安のある時にはできれば避けたいところです。

「普段自分が関心を持っていることはなんだろう?」と自問してみて、返ってきた答えを元に本を選ぶといいのかなと思います。

私の場合は暮らしや美容といった分野に興味があり、また学術的なことにも関心があるので、その観点から本を選んでいます。 

 

おすすめはムック本

おすすめはNHKテキストの『趣味どきっ!』シリーズや、暮らしの本など、写真が多数入ったムック本です。

 

  

 

  

 

 写真が多数掲載されていて、文章が簡潔だと、疲れていても読みやすいのが良いですね。弱っているときには美しい写真に心なぐさめられることも多いです。

またムックだけではなく、サブスクなどを利用して雑誌を読むというのも良いのかもしれませんね。

私は現在amazon prime会員なので、主に美的を読んでいます。 

 

 

 さらに上に興味がある分野は学術と書きましたが、学術といっても、軽めの本として挙げられる新書や文庫はレーベルや著者によっては玉石混淆で、ある程度冊数を読まねば疎い分野のことはわかりません。

『100分de名著』などのNHKテキストは初心者向けにやさしく書かれているということもあり、また一流の研究者が携わっていることが多くて、それなりに信頼できます。

最近読んだものだと、ブルデューディスタンクシオン』が面白かったです。

 

こうしてより敷居を低く、垣根を低くしながら、自分の知的好奇心を満たしたり、あるいは癒しを得られれば、それに越したことはないなと感じます。

 

おわりに

離脱症状との付き合いはまだまだ続きます。

一喜一憂するのではなく、うまく不安感や抑うつ感、さまざまな体の症状をやり過ごしながら付き合っていくのが成功の鍵だと思います。

とにかく無理をしない程度に自分を励ましつつ、できるだけ前向きな気持ちで減薬を行っていければと考えています。