はじめに
うつが悪化して半月ほどになります。
やはり私の場合は月経に伴って症状が悪化するらしく、おそらくこの後もずっとうつと付き合っていかねばならないのだろうと感じています。
そのことでつらい気持ちになることもありますが、それでも今は前を向いていたいです。
休むことも大事ではありますが、私が意識したいのはレジリエンスで、これに関してはもっと本を読んで勉強したいと考えています。
NHKのサイトに概要がまとまっているのでリンクを貼って、読みたい本も載せておくことにします。
うつ病と休養
うつ病の治療では休養が必要だということは広く知られていますが、これまでのガイドラインには休養に関する記述がありませんでした。
日本うつ病学会が2016年に改定した「うつ病治療ガイドライン」では、軽症のうつ病についても内容が新しくなりました。「休養についてどう考えるか」について書き加えられ、軽症のうつ病では「患者さんの状態に応じて休養をとることが望ましい」とされています。
病状によっては漫然と休むのではなく、何かできることに少しずつチャレンジすることや、役割を回復していくことも必要だという考え方です。長く休むと社会復帰が難しい場合もあるため、無理のない範囲で職場や学校と接点をもつようにします。
レジリエンス(心の自己回復力)を刺激する漫然と休まず、挑戦することも大切としたガイドラインの改定にある考え方の背景には、うつ病の治療方針が「ストレスを減らすこと」から「レジリエンスを刺激すること」に重きを置くようになったことがあります。
レジリエンスとは、ストレスと相対する言葉で、誰もが持っている「心の自己回復力」のことです。心にはストレスがかかったとき、それを跳ね返す力があります。「よくなりたい」「前向きになりたい」といった気持ちそのものがレジリエンスで、うつ病の治療では、この力を刺激するようにします。
炊事
炊事は主人がしてくれることが多くなってきましたが、主人が疲れているときや、ちょっと億劫そうな時には私が簡単なものを作っています。
先日は週末と平日に、皿うどん(こちらで云うところの堅焼きそば)と焼きそばを作りました。
さっと作れるものなので、うつの急性期でもなんとか台所に立てますし、作れればそれだけ自信にもなります。
もともと食事をコンスタントに作るのが苦手で、一時期は冷凍弁当を買ったりもしていたのですが、私はアレルギー体質なので食べられなくなってしまったのと、主人も手作りのごはんの方が元気が出るというので、ふたりで自炊に励んでいます。
主人の仕事が忙しいときは、お互いの食事はそれぞれで用意するなど、工夫をしているところです。
皿洗い
上に載せたレジリエンスを意識して、先日は皿洗いと、掃除をまとめてしました。
食器の後片づけは食洗機が大部分を担ってくれています。
お皿を片づけるのは以前からずっと苦手だったのですが、この冬の間は自分の仕事なのだと割り切って、多少不調でもさほどお皿を溜めることなく片づけることができています。
食洗機のおかげという部分も大きいですが、それ以上に「最低限これだけはやる」と自分に課したことが、結果的に良かったのだと思います。
食事の支度がなかなかできない分、他のことはあまり主人の手を煩わせたくないという思いもあります。
ちょっとやる気が出なくても、これは自分の仕事なのだと思うとがんばれます。
掃除
お手洗いの掃除はスクラビングバブルの流せるトイレブラシを使用しました。
このブラシのおかげでトイレ掃除のストレスがかなり軽減されたと感じています。
ブラシ部分をトイレに流して清潔にお掃除ができるので、今では欠かせない掃除道具のひとつになっています。
そのあとに下に載せているクイックルワイパーで床掃除をして完了です。
共用スペースの掃除はいつも通り棕櫚帚→掃除機→クイックルワイパーで水拭きという順に進めました。
棕櫚帚でさっと掃いてゴミを集め、掃除機でそれを吸って、クイックルワイパーで仕上げるという感じです。
掃除はもともと好きな家事だったので、あまり苦になりません。
もともと賃貸で家が狭いこともあって、さほど労力を要さないということも大きいと思います。
課題
共用スペースはわりときれいな代わりに、自室はめちゃくちゃなのです……。
モノが多い自室を片づけるとなるとなかなか大変なので、以前からの課題になっています。
うつを患う前はある程度片づけられていたのですが、うつを患ってから、モノを減らすことがとことん苦手になってしまい、モノが増える一方になってしまいました。
開封しないまま置いている段ボールや、開封したあとに放置している箱類、積み上る本の山の数々といったように、とにかくモノが多いので、これをどうにか片づけていくことが次のステップになりそうです。
本を整理するのは、読書が趣味の人間にとってはなかなかつらいものがあって、年々整理が難しくなっているので、やはり図書館を利用したり、電書で読めるものは電書を選ぶなど、根本的な解決方法が必要になるのかもしれません。
モノを減らすというよりも、これ以上増やさないことも大事になるかと思います。
追々考えがまとまって、進展があればいずれまた記事にしたいと思います。