ふわふわ運動部を結成して3日目、毎日エアロバイクを漕いでいます。
ここのところ7〜8分漕ぐのがやっとという感じだったのですが、今日は12分漕げました。
「北欧、暮らしの道具店」の動画をお供にしています。
今日観たのはこちら。
このナイトルーティンの動画は気に入っていて、以前にも何度か観ていたのですが、心がほっと安らぎます。
なんでもない一日の終わりをこんな風に充実させることができたらいいなぁと思うのですが、なかなかできませんね。
校正のお仕事は一時期憧れていて、校正者の方がこんな風にきっちりとしたルーティンで一日を過ごしていると知って、その気持ちが強くなりました。
ランニングを習慣にしていらっしゃるのも、ちょうどエアロバイクを漕ぎながら動画を観ていた私にとってはタイムリーで、とても励みになります。
今後とも何度も観たい動画になりそうです。
それからカロミルに記録をつけたら、レベルが17にUPしました。
主人と共通の友人と、最近ゲーミフィケーションについて話す機会があったのですが、私にとってもその要素は確実に励みになるなぁと感じます。
ゲームにはここのところハマっているので、目に見える数字で表れるのはやる気につながりますね。
一時期とは違って食事の記録はつけていないのですが、運動だけでも記録をつけることでモチベーションUPになっているので、今後とも活用したいです。
肝心のふわふわ運動部は、主人の仕事が忙しくて、もっぱら私の記録だけが積み重なっていく状況ではあるのですが……。
それでも主人にとってもこれがプラスになってくれるといいなと願っています。
私自身も、「今日はちょっと体調も悪いし、休みたいなぁ」と思うことがあるのですが、村上春樹『職業としての小説家』の一節を思い出してやる気を出しています。
日々走ることが僕にとってどのような意味を持つのか、僕自身には長い間そのことがもうひとつよくわかりませんでした。毎日走っていればもちろん身体は健康になります。脂肪を落とし、バランスのとれた筋肉をつけることもできますし、体重のコントロールもできます。しかしそれだけのことじゃないんだ、と僕は常日頃感じていました。その奥にはもっと大事な何かがあるはずだと。(…)
でもとりあえず意味が今ひとつ把握できないまま、この走るという習慣を、僕はしつこくがんばって維持してきました。三十年というのはずいぶん長い歳月です。そのあいだずっとひとつの習慣を変わらず維持していくには、やはりかなりの努力を必要とします。どうしてそんなことができたのか? 走るという行為が、いくつかの「僕がこの人生においてやらなくてはならないものごと」の内容を、具体的に簡潔に表象しているような気がしたからです。そういう大まかな、しかし強い実感(体感)がありました。だから「今日はけっこう身体がきついな。あまり走りたくないな」と思うときでも、「これは僕の人生にとってとにかくやらなくちゃならないことなんだ」と自分に言い聞かせて、ほとんど理屈抜きで走りました。その文句は今でも、僕にとってのひとつのマントラみたいになっています。「これは僕の人生にとってとにかくやらなくちゃならないことなんだ」というのが。
(※太字は原文傍点あり)
──村上春樹『職業としての小説家』
私の場合はそこまで強い確信を抱いてエアロバイクを漕いでいるわけではないのですが、漕いだあとは漕ぐ前よりもすっきりしますし、うつ特有の罪悪感からもほんのしばらくは解放されてすっきりします。
また運動はうつにも効くということはこちらの本にも書かれていました。
長くなるので引用はしませんが、多少きついぐらいの全身運動が良いそうです。
エアロバイクは下半身だけを動かすので、全身運動というわけではありませんが、それなりに負荷がかかりますし、自分自身の体調に合わせてグリップを握る位置を変えたり、加速したりして、上半身にも負荷をかけることもできます。
コロナ禍で外に出ることもなかなか難しく、また体調が多少悪くても家の中で快適にできるという点でも、私にはエアロバイクを漕ぐことが理に叶っているのだと思います。
こうしてうまく運動と付き合いながら、心身ともに体調を改善させていくことができればと考えています。