雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

行動を抑制してしまう特性を受け入れる

うつを患う前から、私は何か楽しいこと、わくわくするようなことを人に提案されても「やめておこう」と断ったり、自分自身でもやってみたいことに取りかかるときにストップをかけてしまう癖がありました。

うつになってからその症状は重くなる一方で、うつがいくらか良くなってきた今でも、主人に楽しそうなことを提案されて、「乗り気ではないのだけれど、断るのも悪いから乗ってみる」ということがとても多いです。

ひとりの時でも一番やりたいことはどんどん後回しにしてしまいます。

たとえば読書でも、本当はもっと詩歌を読みたいと思っていても、「いや、この本はよほど参っているときにとっておこう」と決めてしまって、なかなか読みたい本を読めないことがあるのです。

 

それを少しでも打破したいと考えているのですが、もはやこれは私の特性のようなもので、治そうと思って治せるものでもないのかもしれません。

もともと引っ込み思案で、何事にも消極的だったのが、うつになって余計にその症状が強くなってしまったので、これはもう受け入れるしかないのではないかという思いに至ったのです。

何事に関しても抑制的な自分に嫌気がさしたり、それで主人に迷惑をかけてしまっている気がして、自責感が増すばかりだったのですが、それももう仕方ないよなと割り切った方がいいのかもしれません。

 

もともとこういう性格になったのは母が大きく影響していて、おしゃべり好きな母があちらこちらで全く見知らずの人に盛んに話しかけたり、進んで笑いを取ろうとする姿を見て、子供心にとても恥ずかしい思いをしていたという記憶があります。

あれでは人様の迷惑になるのではないかとひやひやしていて、自分はそうはなるまいと固く思い込むあまりに、どこへ行っても覇気のない受動的な人間になってしまったのです。

母と出かけると、「親子ではないみたい」と人に云われたこともたびたびありました。

今でも母と話すと、あちこちに話を飛躍させる母の愚痴や世間話をひたすら聴いているだけという感じになってしまって、とても気まずい思いをするのですが、こればかりは持って生まれた性格だと思うしかないのでしょう。

20代の頃のように、一方的に母が悪いとあしざまに決めつける元気も今はないので、なんとか折り合いをつけるしかないなと思います。

 

アニメを観ているとさまざまなキャラクターが出てきますが、最近観たアニメで親近感を抱いたのが、けものフレンズアメリカビーバーちゃんです。

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石橋をこれでもかというほど叩きまくって渡ろうとする姿勢に親近感を抱き、「不安っスね〜」と心配そうな小声で話す姿に共感を覚えました。

彼女は家を建てる方法は知っていても、実践するのを恐れて、主人公のひとりである「かばんちゃん」に「まずは小さい模型を作ってみては?」とアドバイスされて、いくつも模型を作った挙げ句、まったく家の建設に着手できないという様子が描かれていました。

私はそこまで緻密に計画を練って物事に取り組むタイプではないのですが、不安に駆られてしまってすぐに取りかかれないというところは似ているのかもしれません。

 

不安が先んじてしまって動けなくなるというのは、以前読んだHSPの本にも特性として書かれており、私自身も少なからずHSPとしての性格を持っています。

 

そういう自分をとても否定的に捉えていたなぁと感じます。

もう一度この本を読んだら、もう少し自分のことを肯定的に捉えられるようになれるのかもしれません。

主人にも物事を気にしすぎる、気づきすぎるということを指摘されたばかりなので、もう一度復習を兼ねて読んでみたいと思います。

 

それでももっと大切なことは、そういうちょっとダメな自分のことも受け入れていくということなのだろうと思います。

大人になると周囲の人から褒められるということは本当に少なくなり、自分で自分のことを認めてあげないと、なんとかひとりで立っていくことができません。

私は創作を通じて人に認めてもらおうと足掻いてきましたが、今は創作にもちょっと疲れていて、積極的に人とつながることも少しお休みしたいなと思っています。

Twitterをやめてから、前よりも自分のことをきちんと評価できるようになってきたと感じていますが、それでもまだまだ自分を責めてしまうことも多いので、アナログノートや日記アプリを通じて、等身大の自分のことも認めてあげられるようになりたいです。

それはひいては他者を認めるということにつながるはずです。

100%完璧にはなれなくても、それでもダメな部分も含めて私なのだということを認めることができて、ようやく本当の大人になれるのかなと感じます。

 

※追記※

思い切って行動してみよう! と思い立ち、先週末はフル稼働で夜更かしまでしてしまいましたが、月曜日にガタガタっと崩れて寝込んでしまったので、行動を抑制してしまうことにも、ちゃんとした役割があるのだなと実感しました。

ちなみにフル稼働だった週末の様子はこちらにまとめています。

evie-11.hatenablog.com

snowrabbit21.hatenablog.jp

うつも以前よりは良くなってきたとはいえ、まだまだ寛解は遠いですし、焦らずゆっくりと前へ進んでいければと思います。

たとえ行動を抑制しすぎてしまうことに自責感を抱いてしまっても、「これは自分のエネルギーをセーブするために必要なことなのだ」と思えばいいのだと学びました。

こうして自分の体験を何事も糧に変えていきたいです。