今週のお題「おうち時間2021」
はじめに
休日はなかなか食事のタイミングが重ならない我が家ですが、連休中は朝も昼もそれぞれ好きなタイミングで摂って、夕食は飲みメニューで一緒に食べるというパターンが多かったです。
方やうつ病でごはんを作れない専業主婦、方や健常者でもやりたいことがたくさんあって食事は二の次な夫という夫婦なので、はじめのうちは休日の食事をめぐってさまざまなストレスを感じることが多かったです。
発達障害の妻と、脳機能障害の夫の日々を綴った『されど愛しきお妻様』を読んでいても、食事を整えることは課題が多いなと感じます。
どちらかに、あるいは両方に障害やメンタルの持病のある夫婦にとって、食事の支度はなかなかハードルが高いですし、そういう夫婦のヒントになるかもしれないと、今回記事にまとめてみようと思い立ちました。
朝食・昼食
ツナトーストとミルクティーの朝食。
この日は著しく調子が悪かったのですが、家にツナ缶があったことを思い出して、マヨネーズと合わせてブラックペッパーを振ってツナトーストにしました。
たったこれだけの朝食ですが、瀕死状態だと冷蔵庫の前で固まってしまうこともあります。
ツナ缶を常備しておくことでタンパク源を確保できるなと改めて気づきました。
私は何かと卵を使うことが多いのですが、ツナ缶も併用すれば飽きずに済みそうです。
また我が家は主人が苦手なこともあって魚をほとんど食べないので、自分の分だけでも魚の栄養を補給しておきたい時もありますし、そういう時にも缶詰は役に立ってくれそうです。
土井善晴さんのハムエッグ丼。レシピはこちら。
以前ブログにも書きましたが、フライパンとどんぶりひとつで完結するので、まともに動けないときでもさっと作れます。
身体にあまり良くないものはハム以外ほとんど使わないので、メンタルが参っている時でも安心していただけるのがうれしいです。
疲れていても作れるのがうれしいかんたんごはん。
材料は卵とチーズ、めんつゆと小ネギだけで、トースターで5分弱加熱するだけで完成します。
レシピはこちら。
冷蔵庫の中身からあれこれと思索を巡らせて料理を作るのは、病状の如何によってはうつの人間にとってハードルが高く感じることもあります。
そういうときでも簡単に作れて美味しくて、タンパク源も摂れるのがありがたい一品です。
絹ごし豆腐と食べるラー油、小ネギの丼。
即席で材料を組み合わせてその場で作った代物ですが、絹ごし豆腐に食べるラー油がよく絡んで、リピ確定と云いたいほど美味しくできました。
食べるラー油は主人が大好きで冷蔵庫にはいつも入っていますし、豆腐も常備しているのでいつでも作れる手軽さがありがたいです。
だんだん暑くなってきたので豆腐は冷たいまま使いましたが、冬場はレンチンして温めると年中いただけそうです。
夕食
お昼の時間がまちまちなので、夜は軽めに飲むスタイルが多かったです。
とにかく手抜き万歳で、あり合わせのものをスーパーやコンビニで買ってきてお皿に盛るだけ。
コンビニのお寿司とトマトとキュウリ。
最近はじめたのが野菜で飲むというスタイルで、私はノンアルしかいただけませんが、もろきゅうの美味しさは飲まなくても感じられます。
何より暑くなってきたこの季節の生野菜は本当に美味しいです。
江國香織『きらきらひかる』に飲む際に野菜を用意するシーンが出てきますが、ちょうどそんな様子で飲んでいます。
スーパーであり合わせのソーセージやピザ、出来合いのサラダを買ってきて並べた夕食。ものの5分ですべてが整います。
夕食担当が主人ということもあって、彼の負担をいくらかでも減らせればその方が私のメンタルにも良いですし、こうして器に盛っていただくといくらかでも気分も変わってノンアルコールが進みます。
5/3は私の提案でホットプレートで焼き肉をしました。
焼き肉だけではなくお好み焼きを作ることもあるので、何かと役に立つホットプレートを買って本当に良かったと思います。
スーパーのお肉でもちょっと上等なものを選んで、主人が下ごしらえをしてくれたので、いつもより美味しくいただけました。
おわりに
一汁三菜を週七日作らねばというプレッシャーに負けて、コンスタントにごはんを作れない私に代わって主人が夕食を作ってくれるようになって三ヶ月ほどが経ちます。
今のところ互いにとってさほどストレスを感じることなく過ごせているなと実感します。
主人がごはんを作ってくれるようになって、「こういう手の抜き方でもいいんだ」と新たな発見がありました。
主人も料理をするのが億劫な時には適度に手を抜いて、私が簡単な調理をすることもあるので、そうしてほどほどに自炊と付き合っていければと思います。