セルフカウンセリング
ここのところメンタルだけではなく、身体にもさまざまな不調が出ていて参っています。
謎の強いかゆみが出たり、おなかの調子がずっと優れなかったり、アレルギー反応であらゆる野菜を食べると口の中が荒れたり。
ひとつひとつはさほど大したことはないのですが、もろもろ重なるとそれなりのダメージになって一気に襲いかかってきます。
どうしてこんなに病弱なんだろうと嘆きたくもなります。
そこでふたたび『セルフケアの道具箱』に則って、セルフカウンセリングをしました。
そこで書き出してみると、
・複数の友人と疎遠にならざるを得なかったこと
・PTSDによる孤独感
・何者にもなれない絶望感
・体調不良で図書館に行く元気がないこと
・体調不良でコンスタントに家事をこなせないこと
・ゴールデンウィーク中の精神状態の悪化の影響
・本の整理がなかなかできていないこと
・病院を電話受診するのが負担になっていること
など、大小さまざまな問題が出てきました。
対処法
『セルフケアの道具箱』ではできるだけ細かいところまで書き出すようにと書かれています。
ここに挙げたことがすべてではありませんが、そのいずれも私にとってはストレス要因になっていました。
果たしてこれを解決することはできるのか……? と思いつつ、対処法を考えてみました。
文字に起こすと、
今話せる人と話す
これまで私は昔の人間関係に囚われて過去を向いてばかりいました。
それでも今話せる人がまったくいないというわけではありませんし、彼ら彼女らと話せればそれでいいのかもしれないと思い至りました。
現に私は以前から親しかった人とブログでも交流がありますし、リアルに目を向ければ実家だけでなく、義実家の皆さんとも交流できています。
さらに私はプロ作家養成のためのオンラインサロンにも入っていますし、学生時代からの親友や、十年来付き合いのある先輩など、少ないながらも友人はいます。
そう考えてみると、私は孤独感を感じることはあっても、決してひとりではないのだと気づきます。
うつで心底参っていると、世の中にたったひとりだけ取り残されたような想いになりますし、そういう時にひとりではないとはなかなか思えないのですが、自分の身の回りの人たちを思い浮かべると、少し安心感を覚えます。
今できることをする
そうたやすくプロ作家にはなれそうにありません。
持病で小説を書くこともままならなくなってしまいましたし、今の私にできることは限られています。
それでも短歌を志して詠んだり、図書館にまつわるエッセイ本をKDPで出そうと、今原稿と向き合っています。
おかげさまで初稿が無事に完成したので、あとは改稿作業を重ねてKDPで出版するというところまで何とかたどり着きたいです。
ちなみに既刊のKDPで出版している散文詩集二冊もよろしくお願いします。
また日々ブログを書くことも私の糧になっていますし、ここだけではなく日記や創作ブログを通じて、色々と考える機会も多いです。
そうしてブログを書くことでまた新たな本を作る糸口が見つかるかもしれません。
またここにはあまり読書のことは書きませんが、日々本も読んでいます。
そうして少しでも糧を得て、ふたたび創作に還元していきたいと考えています。
毎日ひとつでも家事をする
体調不良がつづき、思うように家事をできない日々がつづいています。
そんな中でも掃除をしたり、洗濯をしたり、ゴミの片づけをしたり、リビングを片づけたりと、比較的自分にとって楽にできるものも挙げてみればいろいろとあります。
たとえすべてをこなせなくても、ひとつでもいいから家事をこなして、少しでも自己肯定感のUPにつなげたいです。
今日は洗濯をして途中で休憩を挟んで、他の家事を片づけることができました。
たとえすべての家事に取りかかる元気がなくても、ひとつ片づけると他の家事もスムーズにできるのだなと実感し、自己肯定感もUPしました。
内田彩仍さんは『暮らしのつなぎ方』の中で、家事のやる気が起きないときには5分タイマーを設定して家事に取りかかり、そうしているうちに次の家事に取りかかりやすくなるということを書いています。
私は取りかかりやすい家事から手をつけて、次の家事へと向かう方が性に合っているようなので、今後ともこのやり方で家事をつづけていければと思います。
いらない本はすぐに段ボールに移す
読み終えて必要ないなと思った本はすぐに段ボールに移して保管しておけば、売る時の手間もいくらか省けます。
私は売る本を選別するのがとても苦手なので、その時々で必要ないと思ったら、すぐに段ボールに入れることで、手放すかどうかの判断で迷うことを少しでも減らしたいです。
もちろん段ボールに入っている本の中には、「やはりこれは手元においておきたいな」と思うものもありますが、その時はその時で柔軟に対応しています。
判断にかかるコストをできるだけ下げることは、判断力が鈍ってしまううつ病の患者にとってとても大切なことなのだろうと感じます。
図書館は他の用事のついでに行く
図書館が大好きで、図書館にまつわるエッセイ本を出そうと思っているぐらいですが、体調が悪いと徒歩15分かかる図書館まで行くのもなかなかつらいのです。
さらにこれから暑い時期になるので、マスクをつけていると過呼吸も出やすくなります。
そういう病弱な人間にとっては外に出るのも一仕事です。
そこでATMに寄って用事を済ませたり、書店に立ち寄ったりと、図書館までの動線の中でいくつか立ち寄るポイントを決めておいて、体調に応じて臨機応変に動けるようにします。
途中で自販機のあるルートを通ることで、補給・休憩ポイントも確保します。
どうしても図書館に本を返しに行かなくては、と思うとなかなかのプレッシャーですが、ついでに行くと思うといくらか気持ちも楽です。
欲しい本リストを作る
日々本を読んでいると、欲しい本がどんどん出てきます。
私が欲しいと思うのはたいてい1000〜2000円以上はする本ばかりで、図書館も併用していますが、それでも専業主婦なので、すべてを賄う余裕はなかなかありません。
そこで欲しい本リストを作って、その中で優先順位を決めておきます。
優先順位は日によって変動するかもしれませんが、少なくとも図書館か古書か新品か電子書籍かというところでふたたび頭を悩ませる頻度は下がるはずです。
もちろん欲しい本をすべて買えるのが理想ですが、なかなかそういうわけにもいかないので、できるだけメモを活用したいです。
病院に伝えるためのメモを作る
一年前から心療内科は電話受診で受診しています。
対面で話すのとは違って、なかなか考えていることが伝わりづらく、そもそも電話が苦手なので、受診日が近づくと緊張してしまうことが多いです。
そうした中でもこうして悩みをあれこれと書き出してメモしておけば、そのいくらかでも主治医にスムーズに伝えることができます。
日々悩みの内容も変化するので、できるだけ思い煩っている時にアナログノートに思考を落としておいて、受診の際に役立てたいです。