雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2021.09.04 傍にいてくれる人のありがたさ

ワクチン2回目の接種についてはまた経過を見て書きますが、接種後2日目の夜の時点で熱は37.2℃で、頭痛もなく、倦怠感と持病の神経痛が多少見られる程度だったので、主人に誘われて隣駅まで行ってきました。

主人はどうやらハンバーグが食べたかったようで、私はその元気がまだなくて、好物の海鮮丼をいただきました。

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主人とは彼が読んでいる漫画や、一緒に観たアニメの話などをして、こうして共通の趣味でつながっていられることに深く感謝したいと思います。

ここのところ主人は漫画を読むのに熱心で、私が勧めた『亜人ちゃんは語りたい』も読むよと云ってくれたので、感想を聞くのが楽しみです。

一方私はというと、漫画を読むことが禁止の家庭で育ったこともあって、漫画を読むのに抵抗感や自責感が伴ってしまい、なかなか鬼滅の刃を読み進められずにいます。

アニメも禁止でしたが、主人と一緒に観ている分にはあまり抵抗感なく楽しめていいのです。

漫画は自分のペースで読み進めるので、どうしても腰が重くなってしまい、主人に「いずれ読みたい漫画はある?」と訊かれてもなかなか答えられずにいました。

あさきゆめみし』を同様の理由で途中までしか読み進められなくて、それでも光源氏藤壺の禁断の恋にいたく心を惹きつけられたので、いずれは読破したいと思っているのですが。

それから主人にプレゼントしてもらった蟲師の愛蔵版も読破したいです。それもいつになることやら……。

わたなべぽんさんのこちらの本のように、子ども時代に叶わなかったことを大人になって実現することで、自己肯定感を得たり、自制心や自己抑制をなんとか打破できればいいのですが、どうしても持病のうつが思わしくない時には頭の中で「待った」がかかってしまいます。

もう一度わたなべぽんさんの本を読み返して、自分の傷を癒すことからはじめるといいのかもしれませんね。

過去に書いた記事はこちらです。

snowrabbit21.hatenablog.jp

また再読してみると新たな発見があるかもしれませんし、自分をエンパワメントしてくれる本はやはり大事にしたいと思います。

 

それからブックオフへ行って、シリーズで集めている『日本怪談集』『ドイツ怪談集』と併せて、念願の二階堂奥歯『八本脚の蝶』をお迎えすることができました。

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実は昨夜主人と話していて、「最近小説を読んでいなくて物足りないのだけれど、なかなか読む元気が出ない」と打ち明けると、「短編集から読むと良いよ。毎日一本短編を読むだけでも違うよ」と云われました。

主人は一時期そうして毎日短編を一本読んでいた時期があったようです。

見習いたいものだなぁと思いますし、本棚もよりアクティブな本を手前に揃えるなど、まだまだ改良の余地があるね、と話して眠ったのでした。

あれから一夜経ってみて、まだその時のワクワク感は胸に残っているので、さっそく明日実践してみようと思います。

 

今日はあちこち見て回って、すっかり消耗気味でしたが、その間にも主人が駅のベンチで休ませてくれたり、手を握ってくれたり、背中をさすってくれたりして、いくらか気持ちが楽になりました。

ワクチン接種後2日目ということもあり、外出には不安もありましたが、無事に帰ってこられて、ひとまずほっとしています。

そうして傍にいてくれる人のありがたさを改めて噛みしめた一日になりました。

主人には直接お礼を伝えましたが、感謝の気持ちをここにも綴って、後々の糧としたいと思います。