雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

長崎でのお茶の時間

長崎に帰省して二週間、この間何度かお茶をいただく機会がありました。

 

梅月堂のシースケーキルピシアアールグレイ

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ヘレンドのウィーンの薔薇のカップでいただきました。

かねてから憧れのカップではあるのですが、実家はフレンチカントリーの家具に囲まれているから様になるのであって、嫁ぎ先の家の雰囲気にはちょっと合わないなという思いを改めて抱きました。

立派なブランド食器は美しいけれど、東京の我が家は日々紅茶を楽しむ家なので、毎日気兼ねなく、かつ豊かにお茶の時間を味わえるバーレイやイッタラカップの方が合っているなと感じます。

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ゆくゆくはティーポットを揃えたり、ブルーアジアティックフェザンツも気になっていて、いずれお迎えできるといいなと思っています。

 

アイスカフェオレと千疋屋ミルフィー

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結婚の挨拶のために持参した時と同じく、手土産に買って帰った千疋屋ミルフィーユは、味にこだわる両親も喜んでくれる一品なので、秋冬に帰省する際には選ぶようにしています。

この頃はまだ長崎は毎日30度近い真夏日が続いていたので、アイスカフェオレと共にいただきました。

東京の我が家ではもっぱら主人がアイスコーヒーを好むので、主人が飲むことが多いのですが、長崎の実家ではサントリーボスのラテベースを毎年買って、牛乳で割って飲んでいるようです。

 

ご友人の手土産のアップルパイとルピシアアールグレイ

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実家では普段はマグカップで紅茶をいただくことが多くて、紅茶はティーカップで飲みたい人間としては少々物足りないのですが、ウェッジウッドのマグカップは上品で美しく、お茶の時間を豊かにしてくれるなと感じます。

母のご友人からお土産にいただいたアップルパイと共にいただきました。

 

デパートの京都フェアの抹茶あんみつと知覧茶

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実家はデパート好きな人たちなので、デパートで京都フェアの催事があった際に買ってきたという抹茶あんみつと、実家が気に入って常備している知覧茶をいただきました。

備前焼の急須に鬼唐津の湯呑みと、贅沢なお茶のひとときになりました。

抹茶あんみつは、この上に抹茶のあんみつソースをかけていただいて、満足感のある一品でした。

 

白水堂の求肥知覧茶

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白水堂の和菓子は帰省して時々いただいているのですが、今回は椿の求肥をいただきました。

椿が名産の長崎らしい一品で、漆塗りの器に盛っていただくと風情が引き立ちます。

 

おわりに

何かと甘いものをいただく機会が多くて、甘いものがあまり得意でない身なので、ちょっと体重が気になってしまうのですが、帰京したら体重のコントロールをしっかりしたいです。

東京の家ではお茶の時間にはお菓子をいただくことはあまりなくて、その代わりにお話で盛り上がるので、そうしたお茶の時間が恋しいなぁと思う気持ちもあります。

お茶菓子のあるお茶の時間は優雅なものではありますが、東京ではもっと本質的に豊かなお茶の時間を過ごしてきているので、東京のティータイムが恋しいです。

またティーセットや茶器なども、もちろん東京よりも上質なものを使っていて、心が満たされる反面、毎日というのはちょっと疲れるなぁという気持ちもあります。

とにかく長崎にいるとランチにディナーと、何かと出かける機会が多くて、持病がある身には東京の静かな郊外で過ごすケの日々が恋しいです。

帰京したら何気ない毎日のお茶の時間をじっくり味わいたいと思います。