雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2021.12.15 互いに気遣い合える夫婦関係に感謝を

冬の影響でうつ病が悪化して、今日は一日中鬱々としてしまい、主人が帰ってきても沈んでしまいました。

そんな私に元気が出るようにと、主人が作ってくれたのは、しにゃごはんさんのマグロの漬けに主人の好物のとろろをかけたもので、大変美味しかったです。

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主人は海鮮が苦手なのに、無類の海鮮好きの私のために料理の腕を振るってくれたのだなと思うと、ありがたいなという気持ちとともに、申し訳なさもあって、ますます沈んでしまいました。

そうしてぽつぽつと話をしていて、主人も、そして私も「今お互いに気遣いあっているのだな」と肌で感じる場面が多く、疲れて帰ってきた主人には負担をかけてしまったなと申し訳なく思いました。

それでもこうして不機嫌さをぶつけ合うのではなく、互いをいたわりながら、少しでも明るく振る舞おうとする夫婦関係は、得難いものなのかもしれないと思い至りました。

話題は途切れ途切れになってしまいましたが、最近嬉しかったことや、「雑誌が気になってるんだよね。ビジュアルの豊富な本っていいよね」と云うと、主人がブルータスの昆虫特集号を見せてくれて、その面白さに魅せられて、少し気分も持ち直してきました。

実は以前主人に昆虫標本の本をプレゼントしようかと思っていたことがあったのですが、なかなかこうしたジャンルの本は読み返さないので、どうしようかと悩み、クリスマスプレゼントは別のものを選びました。

それでもいずれはこの本をプレゼントしたいなと思っています。

しかし、プレゼントを贈り合うだけが夫婦関係を良好に保つすべなのではなくて、日頃の感謝と気遣いの上に成り立っているのだよなということを今日はつくづく実感しました。

感謝の気持ちを込めて、ルピシアのラタンを淹れて、マドレーヌとセットにしてティータイムを共に過ごしました。

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たとえ日々の些細なことであったとしても、今日お互いに仕事で疲れたり、病気で消耗しながらも、相手を気遣い合えたということは、何にも勝る喜びだったのだと今は思います。

それはお互いの努力なくして成り立たないことでもありますし、家庭の平和は私にとって何よりの薬になります。

主人の気遣いに心から感謝しつつ、私もまた心を砕いて主人を少しでももてなせるように過ごしたいです。