雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

夫婦関係は難しい。それでも尊敬できるところがあれば大丈夫。

ここのところ主人と少し険悪なムードになることが何度かあって、夫婦関係に悩んでいました。

声を荒げたり、喧嘩はしないまでも、傷ついたり傷つけられたり、ふたりとも消耗してしまい、どうしたものかと思って、処方箋として愛読書である戸澤宗充『すべてを喜びとする』を再読しました。

f:id:snowrabbit21:20220219132901j:plain

すると、夫婦関係において大切なことは「一つ尊敬できるところがあればいい。イヤなところは見ないようにすること」と書かれていました。

また「○○してくれない」と相手に求めすぎるのは依存をしている証拠だから、精神的に自立すべしと書かれていて、とても耳が痛かったです。

同棲時代から愛読していた本ですが、結婚してみると理解度に歴然とした違いがあって、庵主さんの言葉がいたく身に染みました。

そこで、私にとって主人の尊敬できるところはどこだろう……? と改めて考えてみることにしました。

主人はほとんど人の悪口を云いません。それは主人の最大の美徳だなと感じます。また大学時代の仲間と集まって週一回漢文読書会を催して、大学を出て社会人になってからも学ぼうという姿勢を貫いているところはすごいなと思います。

さらに国文科出身ということもあって、読解力が高く、構造的に文学や物語を批評する力があるところなどは、サピオセクシャルとしては好感度爆上げポイントです。おかげで私自身も主人と暮らすうちに、以前よりも分析的に物語に触れられるようになりました。

またとにかく文学に対して、あるいは知識全般に対してとても貪欲なところは、サピオセクシャルとしてとても好感が持てます。知的好奇心が旺盛で、いつもいろんなことに関心を持っていて、そのいずれもが全く異なるジャンルなことが多くて、どこからそうした知識欲が生まれてくるのだろうと、話を聞くたびにワクワクします。

そういう好ましいと感じていたポイントを、どこかで忘れてしまっていたのかもしれません。

すっかりおのろけになってしまいましたが、こうして書いてみると、ここのところ主人に対して感じていたわだかまりは、むしろ私にとっては好感を抱くポイントだったのだなと感じます。

夫婦関係がなかなかうまくいかないという方は、ぜひ一度お相手の尊敬できるポイントを改めて確認してみるといいかもしれません。一つでも尊敬できるところがあれば、それは関係を健全な形で続けていく大切な足掛かりとなるはずです。

そして私自身もこれからは主人への尊敬の気持ちを忘れずに、ときにはこうして確認をしながら、ふたりで手を取り合って前に進んでいければいいなと思います。