雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2022.06.27 夫婦共倒れ、そんなときどうする?

はじめに

主人が急病になってしまい、もともと心身ともに体調が悪かった私にとっては大きな打撃となってしまいました。

それでも私の病気は慢性状態になりつつあるので、ひとまずより動ける私が身の回りのことを担おうと決めて、主人と相談しながら少しずつ家事をしたり、主人の頼み事に応じたりしています。

 

主人のケア

買い物はネットスーパーを利用する

もともと私は買い物が苦手で、我が家はネットスーパーを利用していたのですが、急病の際には何かと役立ってくれました。

受け取り役は私と決めておいて、主人が注文してくれた品を受け取って冷蔵庫に収めていきます。

買い出しに行くと重い荷物を持たねばならないので、心身ともに不調を抱える私には何かと荷が重く、主人の心遣いに感謝しています。

また今回は主人に頼んで、冷凍うどんを多めに注文してもらいました。

ここのところ私自身も食欲がなく、もっぱらうどんをいただくことが多いので、3個入りのパックを4個注文することにしました。

主人のために苦手な料理をする際にも、うどんがあれば自炊のハードルをグッと下げられるので、ありがたい存在だなと感じます。

 

味噌汁・雑炊を多めに作っておく

この日は昼間にじゃがいもと玉ねぎ、お豆腐の味噌汁を多めに作っておきました。

食欲がない時でも味噌汁ならば食べやすいですし、ほっとできるお味のものがあると少しでも安心できるかなと思ったのでした。

また雑炊は余りご飯を冷凍しておいて、その都度多めに作ることにしました。

おかゆにはちょっと飽きてきたという時にも、雑炊があればさまざまなアレンジができますし、もともと私は年中体調が悪くて雑炊のお世話になっている人間なので、鍋ひとつでできる雑炊の存在はありがたいの一言に尽きます。

 

レトルトのおかゆ・味噌汁を常備しておく

ネットスーパーで主人が追加で注文してくれていたようですが、私もamazonおかゆを多めに注文しておいたので、我が家には今おかゆのストックがたっぷりあります。

私自身の体調もなかなか整わない最中での看病になるので、レトルトで頼れるものは頼ったり、「冷凍食品も組み合わせていいよ」と主人が云ってくれているので、食べやすいものを中心に買えるといいかなと思っています。

とはいえ冷凍食品はカロリーが高いものが多かったり、どうしても糖質過多になりがちなので、できるだけ自炊できる時には台所に立って、具沢山の味噌汁一つだけでも作れるといいのかなと思います。

そうはいってもなかなか台所に立つ気力すらない時もあるので、我が家ではインスタントの味噌汁も常備するようにしています。

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これがあるだけで随分と気持ちが楽になりますし、普段弱っている時にどれほどお世話になっていることか分かりません。

 

主人の食欲に合わせて臨機応変に動く

昼間、主人が食欲があってカツカレーを食べたいと云うので、出前を取ることにしました。

その時々で食べたいものを食べられるようにしておくというのも大切なことなのかなと思います。

私としてはカロリーの高いものは消化するのにエネルギーを要するので、できるだけ控えるようにはしているのですが、そうはいっても主人を諭すのもなんだか申し訳ないですし、食べたいものを食べた方が元気になる早道かもしれません。

その時々で食べたいものを用意してあげられるといいなと思います。

 

買い出しのついでに口当たりのいいお菓子を買う

買い出しのついでに焼きプリンを買って帰ったところ、主人がとても喜んでくれて、重めだったお昼ののち、夕食の代わりにふたりでいただきました。

病気で臥せっていると、なかなか気分転換が難しいので、そうした時にさりげない心遣いでリフレッシュタイムを設けられるといいなと思います。

お茶はルピシアダージリン1stフラッシュ2022を選びました。

 

セルフケア

主人のケアをする傍らで、自分のケアも行わねばなりません。

セルフケアについてはかねてから何本か記事を書いてきましたので重複は避けますが、今回書くのは、より切実に必要だと感じたことをまとめておきたいと思います。

snowrabbit21.hatenablog.jp

snowrabbit21.hatenablog.jp

 

睡眠時間を確保する

まず何より必要なのは睡眠時間の確保です。

私自身はメンタルの病気を患っていて、また二週間強の体の病気の療養生活を送っているストレスもあり、夜更かししてしまうこともあります。

もともと横になるのが苦手で、昼寝などはほとんどしないタイプでした。

それでも療養生活を送るようになってからは、できるだけ体の不調をないがしろにせず、その分二度寝をしたり、椅子に座っていてつらいと感じたら、リクライニングソファに移動して、そこでもまだつらい時には横になるという習慣が身につけられるようになりました。

横になってみると、体が楽になるのを感じますし、その分気持ちも安らぎます。

 

休むときは休む

上に書いてきたように、私には長年患っているメンタルの病気と、二週間強患っている体の不調があり、家事を一手に担うと云ってもやはり限界があります。

完璧主義になるのをやめて、休みたい時にはできるだけ休むことも大切だなと感じています。

主人のケアももちろん大切ですが、自分自身のセルフケアは他にやってくれる人もいないので、自分でしっかりやっていかねばなりません。

ただそのように気負い過ぎても疲れてしまうので、すべきことをこなしながらも、自分自身をゆるめる時間を作ったり、このように記事を書く時間を捻出して、できるだけQOLの維持に努めています。

前に主人が読んでいた『マイタイム』という本を、私も読んでみようかと思っているところです。

この本には主に育児のことが書かれているそうですが、主人のケアだけでなく、自分自身のケアに追われる日々に少々疲れを感じているのもまた確かなことです。

そうした時にできるだけ自分自身を大切にする時間を設けて、それがひいては主人の幸せにつながる形にできればいいなと考えています。

 

家族との連絡はできるだけ密にしておく

毒親育ちで、医師から適応障害と診断されてからは、実母にほとんど連絡を送らなくなりましたが、その間にも分かり合える父とは連絡を取っていて、だんだん母とのやりとりも少しずつ慣れてきました。

そこで主人のことを伝えると、「しっかり家事をやって支えてあげなさいね」という言葉とともに、地元長崎の吉宗の茶碗蒸しを送ってくれると約束してくれました。

素直にありがたいことだと思いますし、こうした病気のことはなかなか他の人には話せないので、家族と連絡を密にしておくことは大切だなと感じました。

先日母と妹宛に梅雨時のお葉書を出しておいて良かったなと思います。

もともと私は手紙を書くのが好きな方で、家族からは筆まめと云われるので、折に触れて、こうして葉書や手紙を送っているのです。

また実妹からも送った葉書が届いたとの知らせがあり、しばらく愚痴などをこぼし合いました。

なかなか他の人には話せないことも、同性のきょうだいであれば話しやすいですし、今後両親の介護という問題に直面した時にも、今のうちからきょうだいで助け合っておくことは大事だなと感じています。

妹には春の誕生日ごろに彼女が好きなヨックモックのシガールの詰め合わせを送りましたし、母の日には実母にはルピシアの紅茶を、父の日には父宛に千疋屋のゼリーを贈りました。

妹はとても喜んでくれたようで、父からはお礼のメッセージとともに写真が送られてきました。

何かあった時、助け合えるのは家族を置いて他にはいないのだということを改めて感じるとともに、折に触れてその感謝の気持ちを伝えていきたいと改めて思いました。

そう度々お礼の品などを送ることはできないにしても、父の日、母の日に感謝の気持ちとともにギフトを送ったり、妹とは会えるタイミングで会ったり、こうして手紙を送るなどして、できるだけより良い形で絆を深められればと思います。