2022.10.29
主人からお土産にもらっていた鯛の干物をまだ食べられていなくて、その最中に保護猫の子猫・冴ゆを迎えたこともあり、ひとりで調理するのが少し億劫になってしまい、魚が苦手な主人と一緒に楽しむことになりました。
鯛の開きは私が調理したのですが、その間、薬による副作用のめまいがひどくて、何度か危うい場面がありました。
本格的に調理をしなくなって久しいのですが、手元が危ない場面があり、今後もなかなか調理をしっかりするのは難しいかもしれません。
独身の頃は実家で干物を焼いて、その間に味噌汁を作ったりしていたのですが、それもおぼつかなくなってしまったのかと思うとやるせなかったです。
その間に主人はしいたけのバター焼きを作ってくれました。
主人は魚が苦手なので、日本酒と共に飲み、私はお酒が飲めないのでもっぱらごはんを食べました。
それから荒汁を作ろうと思い立ち、こちらも私が作ることに。
骨ばかりになった鯛を鍋に入れて、用意していた白菜と茄子を入れてあっという間にできました。
汁物は鍋ひとつでできて、鯛を焼いているときに感じためまいもほとんど感じなかったので、やはり汁物を作るというのは今の私に合っているようです。
魚が苦手な主人には、鯛の骨は完全に避けて、茄子と白菜だけを盛り付けて渡したのですが、どうやら干物はなんとか食べられても、魚の臭みと出汁が染み込んだ荒汁は無理だったようで、「雪兎さんが食べて」と云うのでお夜食にいただきました。
それから主人が玉露を淹れてくれたのをいただきました。
無類の魚好きの私としては完璧な夕食だったのですが、主人はその後飲みの〆に牛丼を食べて、「ああ、何も臆することなく食べられる牛肉うめーー!」と歓喜の声を上げていました。
私は牛肉がさほど好きではないので、夫婦で食生活の好みが違うとなかなか大変だなと実感します。
同棲時代から含めると、かれこれ一緒に生活して5年ほどになりますが、私は普段はツナ缶でや出前寿司などで魚の養分を摂っている状況です。
主人もお寿司ならお酒があれば食べられるので、お寿司は私にとって今までよりもさらに特別な食べものとなりました。
2022.10.30
お魚フィーバーから一夜明けて、ふたりで髪を切りに出かけた日、待ち合わせして外食することになり、主人が「焼肉を食べたい」と云って、前日は私に付き合ってもらったので、応じたいのは山々だったのですが、あいにくと髪を整えたばかりで臭いがつくのが嫌で渋ってしまいました。
「トリキならいいよね?」と云うので、応じて鳥貴族へ。
この美容院のある街には以前住んでいたことがあったので、このお店にも時々通っていました。
懐かしさを感じながら、主人と取り止めもないことをまったりと話して帰宅しました。
帰宅して、ルピシアのダージリン2ndフラッシュを淹れて、ガーナチョコレートとともにいただきました。
それぞれの欲を満たして、充実した休日ごはんになったのではないかと感じます。