雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

子猫と暮らす日々の仕組みづくり

はじめに

保護猫の子猫・冴ゆを迎えてから、生活環境に大きな変化があり、まだその仕組みづくりの途上にあります。

猫の安全を最優先にしなければならないので、立ち入らせないスペースを作ったり、以前よりも動線を意識して家事をしたり、身の回りのことをするようになりました。

まだまだ完成形ではありませんが、現時点でやっていることをまとめてみたいと思います。

 

居住空間を分ける

我が家は南北に長い居住空間になっていて、リビングや主人の部屋といった、猫の過ごすスペースは南、扉を一枚隔てて、北側にはサニタリースペースと私の部屋と、完全に分かれています。

この居住空間を分けたことで、結果的にひとりで過ごすスペースを確保したり、家事を片づけたり、日々の身の回りのことをしたりということが、幾らか楽になったなと感じています。

主人と同棲を始めたばかりの頃、主人の上司に「恋人とは寝室を分けた方がいい。それが関係が円満になる秘訣だ」と教わってきた主人の提案で、寝室を別室にすることにしました。

その経験が今に生きているのかなと感じています。

主人の部屋と私の部屋は完全に離れていて、お互いの部屋の行き来はごく限られていて、私は主人の部屋に立ち入ることはほぼありません。

そうしたプライベートのスペースを確保しておくということは、人間にとっても、そして猫と付き合う上でも大切なことなのかなと感じています。

 

サニタリースペースには立ち入らせない

サニタリースペースは、水回りということもあり、猫にとっては危険な場所です。

万が一リビングの扉から出てしまっても立ち入らないように、必ずお手洗いと洗面所・お風呂・洗濯機のあるスペースは扉を閉めるようにしています。

玄関には猫の脱走防止用の扉をつけていて、完全室内飼いの環境を整えています。

 

猫のいないスペースでやること

朝一番の洗濯

猫がまだ甘え盛りの時期の子猫なので、衣類は必ず毎日洗濯するようにしています。

朝起きたら隣接するサニタリースペースに移動して、ドラム缶式洗濯機を回します。中に入っていて畳んだ洗濯物は場所別にまとめ、猫のいないスペースのものを優先的に戻すようにし、最後に猫のいるスペースのものをまとめて持っていきます。

洗濯機を止めるタイミングも、猫が扉の近くにいない頃合いを見計らったり、お手洗いに立った際などに止めています。

 

洗面所の小掃除

洗面所の小掃除にはアルコール除菌シートを使うので、出たゴミはすぐにゴミ箱へ捨てて、猫が触れないように気を配ります。

幸い、猫の居住スペースからは離れているので、ここであればアルコール除菌シートを使っても問題ないかなと感じます。

さっと拭いておけば汚れも溜まりにくいので、朝の一連の流れの中で済ませるようにしています。

 

洗顔・入浴

これまではその時の気分で時間帯もバラバラでしたが、主人のいるタイミング、つまり夜に入浴し、日々の洗顔も猫の居住スペースから離れるタイミングに合わせて行うようになりました。

なかなか気持ちにゆとりがないと、猫を優先して行動のタイミングを見計らうことにストレスを感じてしまうのですが、それも少しずつ慣れてきたかなと感じています。

何より今までは何も考えずに行っていた、一つひとつの動きの無駄が随分と減ったのかなと感じていて、それは私自身にとってもメリットがあったのではないかと感じています。

 

自室での休憩・睡眠

先日、主人が私の自室を整備してくれて、自室の空間が今までよりも居心地の良いものになってきました。

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お気に入りの推しカラーの造花のブーケはリビングから自室に移動させて、アンティークランプも再び使うようになりました。

主人が電球を注文してくれて、おかげで使えるようになったのでした。

これまではお飾り程度に使っていたランプでしたが、今ではなくてはならない相棒になっています。

部屋に戻ってくるだけで、心がほっとほぐれるような空間になればと思っています。

それから先日は夜間に調子を崩しがちなこともあり、自室に戻って休憩することになりました。
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Twitterで見かけてずいぶんと癒されてきた、中山有香里さんの『疲れた人に夜食を届ける出前店』を少しずつ読んでいます。

リビングに置いてすぐに読み切ってもいいのですが、あえて部屋に置いて、自室でのリラックスタイムになればと思い、一気読みはせずに、少しずつ味わうのが楽しみになっています。

 

さいごに

メンタルの持病もあり、猫のお世話をしていると、なかなか自分のケアまで手が回らずにストレスを感じてしまうこともありますが、居住空間を分けたことで、ひとりの空間を確保できた意義は、自分自身のメンタルのケアにも重要な要素だったのではないかと感じています。

猫のことを慈しみながら、主人や自分自身もいたわる。そういう生活空間をこれから少しずつ築いていければと思います。