雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

病弱主婦、少しでも楽をして家事をするために動線を意識する。

私は体を動かすのが苦手です。気づけば一日長時間椅子に座りっぱなし……という日も多々あります。

かといって運動をしようと試みても、持病で調子を崩してつづかなかったりして、なかなか運動をしようという気持ちになれません。

一時期はリングフィットをしたり、スピンバイクを漕いでいた時期もありましたが、いずれも長続きしませんでした。

そうした中で、主人に「Ankerという中国のブランドから、ルンバの廉価版みたいなのが出ているらしくて、評判もいいらしいよ」という話を聞きました。

ただ、私としてはただでさえ食洗機に頼りきっている手前、これ以上家事を自動化すると、いよいよ体を動かさなくなってしまう気がして、「掃除も貴重な体を動かす機会だから」と現時点では断念することに。

ここのところ片づけを意識するようになってきたのも、一つには体を動かしたいという思いがあってのことです。

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とはいえ持病で体力も気力も落ちているし、テキパキきびきびと動くことはできません。そこで「いかに体の労力を減らして動くか」ということをよく考えながら家事をしています。

端的に云えば、それは動線を意識することで、できるだけ一筆書きの動線で済むように二、三手先の家事を念頭に置いて動きます。

我が家は愛猫・冴ゆの暮らしているリビングとキッチンが南側、ドアを隔てて、冴ゆの立ち入らない北側に私の部屋とサニタリースペースがあります。

できるだけ南側で完結できればそれが一番良いのですが、そうもいきませんし、冴ゆは南北を隔てるドアを突破しようとするので、毎回行き来をしていては大変です。

南側のゾーンでできる家事は一通り済ませ、北側での家事は北側で完結させて、流れるように南側に戻ってくる、という仕組みが必要です。

そこでこの日は冴ゆの水換えのために、器を洗って水を注ぐついでにキッチン周りを拭き、冴ゆのトイレ掃除を済ませて、北側の洗面所で手を洗うついでに衣類を乾燥機にかけ、部屋に戻すべきものを戻しました。

ちょっとしたことなのですが、この流れを踏まえておかないと、何かと体を動かす量や手間が増えたり、分離不安気味で私がリビングから離れるとしきりに鳴く冴ゆを不安がらせてしまうため、できるだけ動作の動線を意識するようにしています。

動線を意識することは、持病で何かと落ちてしまいがちな認知機能を少しでも維持するための脳トレにもなりそうですし、そうして動くようになってほぼ半年ほどが経ち、ここのところは無意識のうちにでも動けるようになってきました。

日々そうして家事をしていると、スムーズに動けることが気持ちがいいと感じます。私は何かと動作が遅く、もたつきがちな人間なので、ちょっとしたことでも自己肯定感を得られることもメリットのひとつです。

体をうまく使えないなら、頭を少しでも使って、いくらかでも楽に動きたいという思いは、今後年齢を重ねていくにつれて、より切実なものになっていくと思います。

そうした中でも、今のうちから動線に沿って体を動かすことを意識して、できるだけストレスを減らして家事に取り組んでいければと考えています。