雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

仕事に家事に闘病に、晴れの日ばかりではないけれど、心がけていること。

ここのところ、ジェーン・スーさんのラジオ番組「生活は踊る」を聴いています。

すると、さまざまな人の悩みごとなどを耳にして、自分自身について振り返ってみる機会をいただくことが多々あり、この日も42歳の女性の悩みごとについて、つい立ち止まって考えてしまいました。

そのお悩みごととは、「自己愛ゆえに人に対して謝れなかったり、自己弁護に走ってしまう」というもので、「それでも謝ってしまうと取り繕っているだけなのではと思ってしまう」ということでした。

スーさんは「自己愛ではなく、自分に自信がないのでは」と語った上で、「誰しも自然に相手を気遣ったりしているわけではない」という趣旨のことを話していました。

そうして振り返ってみると、私自身も闘病しつつ生活をしたり、今は仕事をしていて、時には余裕がないこともあるけれど、それでも主人への気遣いを欠かさないようにすることや、愛猫・冴ゆに対して、できるだけ機嫌よく接していたいという思いがあり、それを実践するようにしているなと気づきました。

愛猫・冴ゆがお膝で甘えたいモードの時には、それが何時間にも及ぼうと一緒にいてあげたいと思いますし、冴ゆに語りかけるときには普段よりもできるだけやさしい口調を心がけています。

ここのところ頭痛が始まり、心の病気に加えて、体の方もあまり健康とはいえない状況ではありますが、主人も仕事をして帰ってきているので、私自身が不機嫌だと参ってしまうのではと思いますし、できるだけ「から元気」でもいいから明るく振る舞うことを心がけています。

それでもやはり心に余裕がないときも、どうしてもあります。そういう時には、できるだけ無理をしないように、自分自身のケアに心を配ります。

大好きなお茶の時間は、忙しくても、あまり心に余裕がなくても設けるようにしていて、茶葉から淹れて、その時々の気分で紅茶や緑茶、ほうじ茶を味わいます。

特にほうじ茶はここのところのお守りドリンクになっていて、ローカフェインなところも手に取りやすく、先日はルピシアの「鬼の焙煎」を追加で注文しました。

そうしてお守りドリンクをその時々で決めておくと、弱っていても元気をもらえる気がして、私にとっては大切な儀式のようになっています。

相手への気遣いは、自分を成長させてくれる糧になっていると感じますし、それは愛読書である戸澤宗充さんの『すべてを喜びとする』でも学んだことでもありました。

夫婦といえど、元は他人で、その絆は一から作り上げていかねばならないものだとつくづく感じますし、それは交際期間から数えて12年になる主人との間柄でも変わりません。

気遣いをすれば、相手も返してくれるものだと思いますし、夫婦関係のみならず、交友関係でも同じですが、そうして気遣いを交わしあえる間柄でないと、なかなかご縁もつづかないなと実感しています。

そうして気遣いを交わし合いながら、これからも人として成長していけるように、日々心を磨いていければと思っています。