雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

曲げわっぱのお弁当箱でおひつごはん生活はじめました。

主人が先日から『江戸っ子の食養生』という本を読んでいて、「おひつでごはんを保存して食べたい」と云うので、私も賛成し、おひつではふたり暮らしでは大きすぎるので、曲げわっぱのお弁当箱をおひつ代わりにすることにしました。

700ml入りでたっぷり収まり、2合炊きでもきちんと入ります。

我が家では2合の無洗米のあきたこまちを炊くことが多いのですが、これまでは何かと余らせてダメにしてしまいがちでした。

その都度きちんと冷凍すればいいのかもしれませんが、お互いに冷凍ごはんがあまり美味しいと思えず、その習慣をうまく作ることもできずに、ロスしてしまうことが多くて、もったいないなと感じていました。

それでは無駄がないように、1合だけ炊いてはどうかと思って炊くものの、今度は翌日にまた炊かねばならず、最短でも30分はかかるので、何かとストレスに感じていました。

また主人が在宅勤務の日と分かっている時には2合を炊き、私自身の食欲が落ちている時には1合だけ炊く……と何かと計算や調整が必要で、炊飯が億劫になっていたのでした。

しかしこの「おひつごはん」は実践してから一週間ほど経ちますが、未だに続けられています。

方法は簡単で、炊いて余ったお米をおひつ代わりの曲げわっぱに入れて、野菜室で保存するだけです。

おひつを空にして使い終わった人がさっと洗って拭いておくというルール作りをしているので、お互いにストレスなく使えていますし、洗い物が苦手な身でも、曲げわっぱを洗っている間にレンチンしていたごはんがちょうど温め終わるので、効率的だとも感じます。

曲げわっぱに入れたお米のお味はどうかというと、冷凍したお米よりも断然美味しいですし、曲げわっぱが余分な水分を吸水してくれるので、ふっくらと美味しいお米をいただけます。

私は食欲がないことが多いので、これまではお米よりもうどんをいただくことの方が多かったのですが、普段読んでいる薬膳の本には米食は胃腸を元気にしてくれたり、「気」を養ってくれると知り、ここ最近は米食を試みるようになりました。

余ったスープもごはんに添えれば美味しくいただけますし、お茶漬けは普段からよく作るので、食べたい時に炊いてあるお米がなくてもだもだしてしまうという頻度もとても少なくなりました。

おひつごはんの習慣はこれからも続けていきたいですし、米食を通じて体の調子ももう少し整えられればと考えています。