雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

ほんの少しの気配りに、なんでもない日のプレゼント。

ここのところ連日暑い日がつづいていて、働いておられる方たちは、日々出勤するのも一苦労かと思います。

そんなふうに毎日暑い中頑張っている主人に宛てて、なんでもない日のプレゼントを用意することにしました。

くらはしれいさんのポストカードにメッセージを書いて、プレゼントにもメッセージをつけました。

選んだお品はテクノ好きな主人向けの、Bonoboというアーティストの「Migration」というアルバムです。

私は普段あまりテクノを聴かないのですが、こちらはApple Musicに加入していた頃によく聴いていて、どの曲もエモーショナルで素晴らしいと感じたのでした。

最新アルバム「Fragments」も良いのですが、どちらかというと「Migration」の方が好きなので、こちらを選びました。

元々Bonoboは主人が教えてくれたアーティストで、さほどテクノに馴染みのない私でも聴きやすく、ダウナーな気分にぴったり合うのが気に入っていて、Spotifyを解約したのをきっかけに、「CDをプレゼントするのもいいな」と思ったのでした。

主人へのプレゼントの候補はまだまだ色々とあって、Amazonの欲しいものリストにその専用のリストを作って管理しています。

そうしょっちゅうプレゼントを贈り合っているわけではないのですが、季節のイベントごとは欠かさずお祝いしているので、その度にプレゼントを選ぶのがなかなか難しいときもあり、思いついた時に追加しておくと、後々便利かなと感じます。

我が家は子どものいない夫婦ふたり+愛猫で暮らしているので、今後ともこうした品を贈ったり、行事ごとを大切にしたいと思います。

ただこれには故郷の実家にいた頃の反省もあって、実家や同郷の友人は、しょっちゅうモノを贈り合うことを習慣にしていたのですが、その割に実家と私との間柄は複雑だったり、友人も普段ほとんどやり取りしないのにモノだけが送られてくるというシチュエーションが数年続き、負担感を感じて、その友人とは疎遠になってしまいました。

そうしてモノに気持ちを込めることは大事だと思うのですが、もっと大切なのは日頃のコミュニケーションや、言葉や行いによる真心のやりとりなのだろうなと思います。

そうした戒めをしっかり抱きながら、主人との関係も、モノだけには頼らない、心のこもったものにしたいなと改めて感じます。

日頃の家事も、愛猫のお世話も、いわば主人や愛猫への形のないプレゼントなのかもしれません。そうした基本をしっかり踏まえて、これからもいい関係を家族と築いていければと思います。