ルーティンを継続してレジリエンスを高める
ここ数日、ふたたび調子を崩していて、「こんなんじゃ何もできないよ」モードになってすっかり気分も落ちこんでいました。
それでもスピンバイクでの運動はつづけています。
体調が悪いと、10分漕ぐのもやっとという感じなのですが、村上春樹に倣って、「それでもこれは私にとってやらなければならないことなのだ」と思って忍の一字で漕いでいます。
すると、漕ぎ終わったあとに不思議と身体が軽くなるのです。
漕いでいる最中には、「北欧、暮らしの道具店」のモーニングルーティンシリーズを観て、家事へのモチベーションを上げるようにしています。
特にお気に入りなのは、こちらの校正者の方のモーニングルーティンです。
毎朝ランニングをしていらっしゃるとのことで、運動を習慣にしたい私にとってはモチベーションにつながっています。
こんな風にしっかりきっかりとできるわけではないけれど、それでも見習うべきものはたくさんあると感じていて、漕ぎ終えて家事をしました。
ちょっとしたことしかできなかったのですが、それでも家事ができたことは私の自信につながっています。
体調が悪くても、凹んだり思い詰めてしまったりしても、日々のルーティンが私を下支えしてくれていると心から感じます。
体調が悪いことをついつい云い訳にしてしまいがちなのですが、これでレジリエンスが上がるのだと信じて、今はがんばりたいです。
レジリエンスの本はまだ読めていないのですが、いずれきちんと読みたいところです。
しかし今はとにかく実践あるのみと家事に向かっています。
理論的なところを踏まえることも大事ですが、自分にできる範囲でレジリエンスを高めていくことが大事なのだろうと思います。
たとえ体調を一度崩しても、ふたたび立ち上がるというレジリエンスにおいて、私には生活のリズムを整えることが欠かせないと実感しています。
認知の歪みを自覚する
うつで参っていると、どうしても認知の歪みも生まれてきます。
それを実感したのがご祝儀にいただいたNARUMIのマグカップとお皿のセットです。
贈ってくださった方の好みで選んでいただいたようで、私は「せっかくのお品だけれど、あまり好みではないなぁ」「我が家に合うかなぁ」と思ってしまい、いただいてありがたいという気持ちよりも、その想いが先行してしまっていました。
しかし帰ってきた主人に見せたところ、どうやら主人は気に入った様子で、「原色で気分が明るくなりそうだね」「早く使いたいね」と云っていて、自分の至らなさを実感しました。
ついついネガティブに捉えてしまいがちな自分に厭気がさしますが、そんな私を責めるでもなく、朗らかな態度で振る舞える主人のことを心から尊敬したいと感じました。
そういうわけでホワイトボードの空白にこのカップの模様を描き込んだのでした。
同じモノであっても、見方を変えればこんなに心持ちが変わるのだなぁと感じます。
これは良い勉強になったなと思いますし、できるだけ物事の良い面を捉えないといけないなと思い直すきっかけをもらいました。
追記
主人がお茶にと焼きプリンを買ってくれていたので、さっそくカップを使って、ルピシアのベルエポックを淹れてお茶にしました。
思った以上にトレーとマッチして、なんだかほっとしています。
今日は体調が悪いなりにそこそこがんばった一日だったので、そのご褒美にちょっと元気になれるカップでお茶をして、アニメを観て、充実した気分で一日を終えられて、ひとまず良かったです。