一日体調が思わしくなく、昼間は臥せっていましたが、主人が帰ってきてから少し持ち直しました。主人が豚トロの韓国風焼肉定食を作ってくれて、美味しくいただきました。
なんでも隣駅まで足を伸ばして買ってきて料理をしてくれたのだとか。
細やかな心遣いがとてもうれしかったです。
また今回のコンセプトは韓国風ということで、スープも韓国風、キムチも用意してくれて、こちらも韓国風と、統一感がある御膳になりました。
波佐見焼の白山陶器のブルームと、作家の飯碗が映えて、それだけでも見栄えのいいごはんになりました。
それからホワイトデータイムとなり、主人が買ってきてくれた桜のモンブランと、私がかねてより楽しみにしていたルピシアのサクラの紅茶を淹れて、お茶の時間を楽しみました。
桜のお菓子は大好きなので、こうして主人が選んでくれたのが本当にうれしかったです。
お話は主に先日観た、ムーミンの作者・トーベヤンソンの映画「トーベ」のこと。
役者さんの演技が良かったよねとか、美術も素晴らしかったとか、話が盛り上がりました。
主人はここのところムーミンの本を読み進めているようで、すっかりそのムーミンワールドに魅了されているようです。
数年前にムーミンワールドに行ってからというものの、主人はムーミンのストーリーが気になっていたようで、ムーミン谷の彗星を買って積んでいたのですが、この度ようやく崩したのだそうです。
楽しげにムーミンについて語る主人を見ていると、私の気持ちも朗らかになります。
それから主人がホワイトデーのプレゼントとして選んでくれたのは、『BABY 復刻版 動物の親子』という写真集でした。
子どもの頃から自然番組が大好きで、毎週のように観ていて、未だに動物が好きでたまらないので、こうして写真集を贈ってもらえてとてもうれしかったです。
どの親子も愛らしいのですが、まっすぐに心を打たれたのはニホンザルの親子の写真でした。
私はサルがとても苦手で、動物園に足を運んだ際にも一歩引いてしまうのですが、それでもこの母ザルの寒さから我が子を守ろうとする姿にはやはり心を惹きつけられます。
動物には慈愛という観念はないのかもしれませんが、あたかも聖母子像のような慈愛が感じられるなと思った一枚でした。
まだ全てのページをめくって読み終えたわけではないので、これから気の赴くままにじっくりと楽しめればと思います。
心のこもったお料理と、プレゼントの数々にすっかり心が満たされました。
主人には本当に感謝していますし、今後とも良い関係を築いていけるようにしたいです。