10/9、近縁でご縁があり、保護猫のキジシロの子猫をお迎えしました。
名前は冬の季語で、月冴ゆなどに用いられる「冴ゆ」と命名しました。
冴ゆは連れられてきてしばらくの間は、ソファの下に潜り込んだり、洗濯機の下に入り込んで
出られなくなってしまい、主人に救出されてからは、ひたすら私に甘えたがりました。
どうやら慣れない環境でパニック状態になってしまったようで、初日は夫婦共々疲労困憊という有様でした。
慣れない環境に、冴ゆも、人間である私たち夫婦も戸惑いの連続でした。
食卓に登りたがるのをなんとかなだめすかしたり、ケージに一旦入れてみたところ、不安でいっぱいになってしまったようで、パニック状態になり、これはいけないと、ケージから出してしつけを少しずつ覚えさせました。
お手洗いは初日から問題なく行えたのですが、水をなかなか飲みたがらないのが気になって、主人がチュールのついでに飲ませてあげたところ、これが正解でした。
母猫からはぐれたのか、それとも捨てられたのか、事情ははっきりとはわからないのですが、母猫の愛情を十分に得られなかったようで、私の膝の上が安心できるようで、30分〜1時間ほど膝の上でふみふみしたり、ひとしきり毛繕いをしたり、眠ったりして過ごします。
愛情はできるだけたっぷり注いであげたいので、不動の状態でこの時間を過ごすこともあり、疲れもありますが、こうして素直に甘えてくれるのはやはりうれしいですね。
二日目になると、しつけの成果も出たのか、食卓にも上がらないようになり、またお水も飲むようになって、この短い間にたしかな成長を感じました。
動物はたくましいなと感じました。