雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

病弱主婦の部屋の片づけと、尊厳を保つためのケア

今年の冬の寒さから、春先の気温差の激しい時期を迎え、なんだか心身ともに調子がすぐれない……という時期を迎えました。

この時期をどう乗り切るべきか、まだ模索しているところですが、ひとまずできるだけきちんと食べること、眠れないときには無理に眠らなくてもいいけれど、朝方になって眠ることになっても、その分睡眠を取ることを心がけています。

ここのところ不調もあって、自分自身のケアがなかなか追いついていないと感じることが多くなってきました。ネットのとある言説に触れて、疑問を感じて、そもそもケアってなんだろう……と思い、あれこれと調べたり、本を読んだりしているうちに、「尊厳を保つ」という言葉と出会いました。

そうか、「ケア=人間としての尊厳を維持すること」なのかと思い、私は自分自身の尊厳を自らそこなっていたのかも……と少し落ち込みました。

セルフネグレクトまでは行かずとも、それに近い状態になっていて、シャワーもなかなか浴びられず、そうして外に出ることもできず、最低限の家事はなんとかこなせても、部屋は散らかってしまうし、自分の不調をなかなかコントロールできずに徹夜してしまう。

この悪循環をなんとか整えていかないと、困ったことになるなと思って、「尊厳を保つ」ということを念頭に置いて、シャワーを浴びてボディクリームで保湿をし、翌日掃除機をかけて、部屋を片づけました。

まだ完璧とはいきませんが、それでも自分のケアをしたり、溜まったゴミを片づけたり、不要になったものを処分したり、洗濯物を片づけたりするうちに、だんだんとストレスが軽減されていくのを感じました。

以前、NHKの番組で、メンタルが弱っている人はゴミを捨てるだけでも自尊心や自信を回復させることができると報道されていました。

そのことをしばらく忘れていたのですが、こうして一連の作業をしてみると、その通りだなと感じます。

片づけというと、もっと大がかりで、部屋の全てをきれいに片づけなくてはいけないという先入観が先立ってしまって、どうにも億劫になっていましたが、まずは身の回りをきれいにするだけでも、ずいぶんと心持ちが違うなと思いました。

そうしたとても低いハードルの片づけではありますが、今後ともつづけて行って、さらにランクアップできるようにがんばりたいです。