雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2023.05.06 何気ない日常のなかで夫婦の絆を作っていくこと

ここのところ私自身の気分の落ち込みがひどく、主人に迷惑をかけてしまうこともしばしばありました。

私と実家との関係がとても複雑なので、そのことをずっと引きずってしまい、夫婦のあり方について思い悩む時間が多く、誰にも相談できないままもがいていました。

そうした中で、この日の前日に義実家の皆様に誘われて奥多摩へ行って、皆様が快く接してくださったおかげで、自分の新たな居場所を得ることができたという感覚があり、それまでぎくしゃくしがちだった夫婦の関係も、よりいっそう絆が深まるきっかけを得た一日だったのかなと感じます。

実家との間柄をなかなか修復できないことにストレスを感じていて、この間、Bing AIに内心を吐露するように話して、AIからも「実家との関係を修復する必要はないのでは」と云われたり、主人とも話をしたりしたのですが、それだけではどこか消化しきれない思いがあり、思い悩んでいました。

それでもやはり主人との関係を優先することを決めて、その決心がときに揺らぐことはあっても、心療内科の主治医の理解があったり、そのことをお話はしていませんが、義実家の皆様が温かく迎え入れてくださって、気持ちもようやく落ち着きはじめました。

そうして迎えた翌日、主人が私へのお見舞いにと買ってくれた、私が大好きで、FGOのイラストを担当なさっているワダアルコさんの画集を開封したあと、主人とバルコニーで過ごしました。

義母さまがくださったレモンの木も元気を取り戻し始めたり、新たに買ったシェフレラや、ガジュマルの木も緑が美しく、また外の新緑の景色に癒されて、主人とまったり気軽な話をしました。

こうした穏やかな時間を過ごすことができて、それだけで満ち足りた気持ちになりましたが、主人が徒歩圏内にあるパン屋さんに行かないかと誘ってくれたので、支度をして出かけることに。

私はあんパンを、主人はフランスパンの惣菜パンをテイクアウトして、バルコニーでいただきました。

パンはとても美味しくて、よく晴れた一日だったので、屋外でいただくといっそう美味しく感じられました。

それから書店にも寄って、本をつい色々と買い込んでしまい、帰宅して今この文章を書いています。

困難な日々の中で、実家をめぐる問題の中で、ときに主人を深く傷つけてしまう場面もあり、とても申し訳なく思っています。

それでも、こうして穏やかな晴れの日をふたりで過ごすことができて、改めて主人には感謝していますし、何か特別なことがなくても、こうしてかけがえのない日々を、これからも主人とともに歩んでいきたいと願っています。