はじめに
元々冷え性の気はあるのですが、月経前後になると、症状がいっそう悪くなります。室温が24℃あるはずなのに寒気がしたり、それが原因でなかなか気力や元気が湧いてきません。
そうしたなかで試してみたことを書いてみようと思います。
カイロを貼る
冷え性なので、冬場は室内でもカイロをよく使っていて、春先になり、自室用のものも欲しくなって注文しました。
我が家は愛猫のいるスペースと、愛猫に立ち入らせないスペースをしっかり分けていて、双方を行き来するのがなかなか手間なのです。
愛猫のいる南側のリビングにはすでにカイロを置いていましたが、ドアを挟んで北側にある自室はカイロを置いておらず、北側に面していることもあって、室温がリビングよりも低いです。
ブランケットは欠かせませんし、羽織ものも用意するようにしています。
それでもカイロがあった方がいいかもしれないと思って注文したのですが、「さすがに夏場になると使わないのでは」という危惧がありました。
それでも冷房で冷えることも考えられたので、注文することにしました。
結果的にこれが良かったのだと思います。今は初夏ですが、日によってまだ気候が安定せず、朝晩の寒暖差も激しいので、冷え性には何かとつらい日々が続いています。
しかしカイロがあったおかげで、暖房代の節約にもなりますし、「室温が20℃なのに暖房をつけるのはさすがにもったいない……」と躊躇することもなくなりました。
私ひとりが冷えているだけなので、その点カイロだと自分自身を温めることができて、これからの季節にも重宝しそうです。
ルームソックスを履く
ルームソックスを冬場はずっと履いていましたが、少し傷んできたので、買い替えたいなと前々から思っていました。
そこで消耗品ということもあり、お安いもので十分だと判断して、Amazonで注文することに。
糸が引っかかってちょっと履きづらいのですが、汚れやすいものでもあるので、コンスタントに買い換えられる価格帯のものを選びたいと判断しました。
漢方薬局の薬剤師さんの方のSNSの投稿や、その方の書いた書籍などを読んだり、他の漢方に関する本を読んだりしていると、手首・足首・首を冷やさないようにすることは、体を温める上でも大事なことなのだそうです。
私は月経困難症の症状の他には、体に主だった病気がないので、漢方の勉強を通じて、自分自身の不調を和らげたいと思って、さまざまな本を探して読んでいます。
すぐに食生活を変えることは難しいけれど、自分にとって取り組みやすい要素からはじめていきたいと考えています。
温性の紅茶を飲む
これも漢方の本を通じて得た知識ですが、私が毎日飲んでいる緑茶は薬膳で体を冷ます涼性、紅茶は体を温める温性なのだそうです。
そこでこの日は意識的に紅茶を飲むことにして、朝から朝食と一緒にルピシアのアフタヌーンティーを淹れました。
薬膳の知識が少しずつ増えるたびに、自分にバフをかけるように食材を選ぶ楽しみを感じられるようになりました。
緑茶は持病にいいというエビデンスがしっかりあるので、調子に合わせてできるだけ毎日飲むようにしています。
私は自己診断ですが、おそらく気虚で瘀血タイプなので、それに合わせて本を読んで、血液のドロドロを解消するトマトジュースを摂るようにしたり、ストレスが溜まりがちなので、ネギや柚子胡椒を薬味に使ったりします。
漢方の本で薬膳について学ぶ
ネットでも情報を得ることはありますが、やはり私の漢方に関する知識のベースとなるのは本です。
特にこちらの川手鮎子さんの『心も体もととのう 漢方の暮らし365日』は情報が網羅されているので、すぐ手に取れる場所にいつも置いておいて、この日も手に取って読みました。
薬膳ではなかなか手に入りづらい食材が出てきたり、時にはとっつきにくさを感じることもありますが、自分にできる範囲で少しずつ取り入れていければと考えています。