雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2023.08.11 猫とのんびり、ふたりきりで過ごした休日。

この日は主人が男友達たちと焼肉会に出かけるというので、朝から見送って、あとはひとりでのんびりと過ごすことにしました。

そうは云っても家仕事も片づけねばならないので、愛猫・冴ゆのお世話をしたり、不用な段ボールを片づけたり、掃除機をかけたりと、朝から動きました。

ところが台風の気圧の変化の影響で、気圧に弱い私はてきめんに弱ってしまい、やむなく仮眠を取ることに。

一時間ほど眠ってリビングに戻り、不調気味なこともあって、漢方の本を本棚から引っ張り出してきて読むことに。

いずれも一度は目に通した本たちですが、今回はその中から田中友也さんの『ごほうび漢方』をチョイスして読んでみると、私は胃腸が弱っているということに気づきました。

ここのところ甘いお菓子を食べる機会も増えていて、それは胃腸が弱っているサインだと書かれていたのです。

考えてみれば冷えを感じることも多く、そのケアもなかなかできていませんでした。

慌ててクローゼットからルームソックスを引っ張り出して履くことにしました。すると、足元からポカポカしてきて、もっと早くに気づいておけば……と後悔しました。

愛猫のために常時エアコンがついている環境なので、これからは冬場だけでなく、夏場もルームソックスを履こうと決意したのでした。

それからひと息つきたくて、大好きな煎茶を淹れることに。

この日の前日に主人と新海誠作品の「君の名は。」を観ていたので、「作中に登場する三葉の家の美術が素敵だったなぁ」とか「おばあさんの淹れていた煎茶が美味しそうだったなぁ」と気に入ったエッセンスを味わいながら、お茶を楽しみました。

愛猫・冴ゆは気圧の影響で眠いのか、今日はぐっすりと眠る時間が多く、夕方に一時間ほど私のお膝ですやすやと眠って、その様子がまた愛らしかったです。

ここのところ不調と快調の波を繰り返している彼女ですが、最近はようやく体調も落ち着いてきて、心からほっとしています。

こうして冴ゆが私に無償の愛情を求めてくれることが本当にうれしくて、その幾らかでも返してあげられればと願っています。

それから夕方にふと思い立って、内田彩仍さんの『幸せな習慣』を読み返すことに。

ご主人様と愛猫との三人家族という家族構成や、今は戸建てに住んでおられますが、かつてはマンションで暮らしていたこと、繊細なメンタリティなど、何かとシンパシーを感じることが多く、古くからの読者というわけではないのですが、ここ最近の内田さんのご著書は揃えていて、時折読み返しています。

もっと暮らしを整えていきたいというモチベーションも高まりますし、何より繊細なメンタリティを自分らしいものとして前向きに捉えようとなさっている内田さんに励ましをいただくことが多く、弱っている時の私のお守りになっています。

暮らしの本は数ありますし、先日も暮らしの本を紹介する『&Premium』の特集号が出て、買わねばと思っているところですが、内田さんの存在はやはり私にとっては特別です。

これからもさまざまな本に触れて、より生活を整えていけるように頑張りたいという気持ちを新たにしました。

そうして夕方の家事を終えて、ひと息つこうと甘酒を淹れました。

体調が思わしくないと、ちょっと気分も落ち込みがちですが、そんな時にも傍にいてくれる冴ゆの存在や、お守りのような本たちに支えられて、穏やかな一日を過ごせたのではないかと思います。