年末の整理整頓、どうしてる? 持病持ち女オタクですが、自室の整理を少しずつ進めています。
服の断捨離
まず取り掛かったのは服の整理です。私の服の捨て方の基準は単純明快で、それはドラム缶式洗濯機で洗えるかどうかというものです。
20代の頃は縦型洗濯機を使っていて、繊細な衣類や高価な衣類は特殊な洗剤を使ってホームクリーニングをしていました。
30代になった今、持病も重くなってしまって、そこまでの労力は服に割けないと判断したことに加え、数年前からドラム缶式洗濯機に切り替えたことで、ドラム缶式洗濯機で洗えないものは買わない・持たないという選択をしました。
実家時代〜20代まではホームクリーニングで全てまかなっていたため、これまでの人生でクリーニングに服を出したことがないこともあり、また持病もあってクリーニング店にコンスタントに行くのが難しいため、服は手間のかからないものを第一として選んでいます。
その分選べる服の幅は狭まりましたし、高価な洋服は買えなくなりましたが、節約にもつながっていて、今はそれでもいいのかなと考えています。
またこの基準だと数年来着ていない服を処分するのに抵抗がほとんどなくなるので、服を捨てるのはずいぶんと楽になりました。
判断に迷いが生まれることもありませんし、廉価なものでも本当に気に入った服は色違いや同じ色でも複数着買っているので、安くても形や素材のいい服、本当に似合う服を着られているなという安心感や自己肯定感につながっています。
また下着は購入履歴をさかのぼって、そろそろ買い替えが必要だなと判断したものは、夏の間やこの冬にも買い替えをしました。
こちらの暮らしの肌着というお店のスーピマコットンを使用した綿100%のインナーは、洗い替えに5着購入して、これで3回目の買い替えになりました。
私はユニクロのヒートテックで肌荒れを起こしてしまうのですが、こちらのインナーだと、まるでおくるみに包まれているようなふわりとした肌ざわりと暖かさがあって、とても重宝しています。
買ったお品は年明けに開封する予定で、冬のインナーはまだ古いものを使っていますが、夏のインナーは捨てることにしました。他にも着古してしまったものを処分して、クローゼットにそこそこ余裕ができたなと感じます。
本の整理
我が家の場合、リビングに大型の本棚が四箇所(うち二箇所は私の本を置いています)、主人の部屋に一箇所あり、私の自室にはニトリの回転式の小さな本棚が一箇所と、IKEAのカラックスの一部を本棚にしていて、普通の家と比べてみても本が多い環境にあると思います。
その整理にはずっと頭を悩ませていましたが、まずは取りかかりやすいところからと、自室の本棚を整理することに。
ニトリの回転式本棚はどうしても手狭なので、本がすぐに溢れてしまいます。
そこですぐに読みたい本・店で云えば旗艦店のようなリビングの本棚に移す本・処分する本に分けて整理をしました。
リビングに移したい本は、幻想文学や読み終えて気に入った本などです。
今はもっとリアルの私と心が通じ合うような、幻想的なものよりは、人生を物語るような本を読みたいという気持ちがあるので、そうした小説やエッセイを並べてみることに。
20代の頃にはこうした現実と切り結ぶような本を読むのがなんだか照れくさかったなぁと思いますが、今の私に必要なのは、むしろそうした生き方や人としてのあり方を説いてくれるような本だなと思います。
さらに読書会に用いる本や、気になっていてすぐに読みたいと思っている本、近いうちに再読したい本などをまとめたコーナーも整えました。
他にもエッセイに特化したスペースや、勉強したいと思っている思想の本などをまとめたコーナーもありますが、特に力を入れたいのが詩歌コーナーで、詩誌・歌誌をはじめ、私家版詩歌集、商業書籍の詩歌集などを並べました。
詳しいことはここでは割愛しますが、自分自身が詩歌を作っていることもあり、勉強のためと思って、来年はよりいっそう詩歌を読んでいければと考えているところです。
こうして小さな棚をアクティブな環境に整えることで、読書にもより身が入るのではないかと期待していますし、本の整理を行うことで、頭の中もクリアになる感覚があり、大掃除や年末の片づけだけとは云わず、定期的に本棚の中身の見直しをしていきたいという思いに至りました。
ぬいぐるみ・グッズの整理
もっとも頭を悩ませているのが私にとって大切な、ぬいぐるみやグッズの整理です。
ここのところコレクションが増えてきて、部屋に溢れてしまっていることに頭を悩ませていました。
ただ気持ちだけで処分をしてしまうと後悔してしまいそうなので、A4用紙にペンを走らせているものと、これはコレクションしていても気分が上がらないなというものや、気持ちが冷めてしまったものは、一時的に保留する場所を作って、そこに入れておくことにしました。
例えば「ぼっち・ざ・ろっく」のぼっちちゃんのタペストリーは、メイド服姿に惹かれて買ったものの、いざアニメを途中まで観てみると、想像していたよりもネガティブすぎてあまりキャラクターに惹かれない、というオタク失格のムーヴメントをしてしまい、この際手放してもいいかなと考えています。
同じぼっちだとゆるキャンのリンちゃんの方が私は好きです。前向きにぼっちを楽しむ姿勢は見習いたいなと感じます。
また以前から持っているぬいぐるみでも、ケアベアは色がちょっとどぎつくて、手持ちのぬいぐるみから浮いてしまっている気がして、こちらも保留の袋に入れておくことに。
逆に保留の袋に入れたものの、やはり元に戻そうかなと決めたものもあります。例えばセンチメンタルサーカスのシャッポちゃんの、追憶兎と新月ミュージアムは、黒を基調としていて、部屋に合わないので手放してもいいかなと思いつつ、やはりシャッポちゃんを愛するひとりとしてはコレクションしておきたいところです。
センチメンタルサーカスは、入手できるお店も限られるシリーズなので、コレクションとして持っておこうと思います。
さらに白い砂のアクアトープのタペストリーは、作品を中盤まで観て気に入って買ったものの、その後飾る機会がなく、手放そうかと思っていたのですが、主人に「雪兎さんはヒロインの風花ちゃんが気に入っていたよね」と先日云われて、「また観るのを再開したいね」と話していたことから、やはり手元に残すことに。
逆に絶対にとっておくと決めていたアニメ作品のタペストリーは、ひぐらしのなく頃にの竜宮レナちゃんのタペストリーと、マクロスFのシェリルちゃん&ランカちゃんのタペストリーです。やはりゼロ年代作品はいいですね。
マクロスFは実は今年の夏に劇場版を配信で観てのめり込み、そこからBD・CD・タペストリーを集めました。
財力があれば10周年記念のフィギュアも揃えたいくらいですが、さすがにいいお値段なので諦めたのでした。
好きなアニメヒロインたちは可愛らしかったり、生き方が前向きだったりして、観ると元気をもらえるので、これからも愛していきたいです。