雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2024.04.09 なんでもない日の外食と、家族愛を噛み締めた一日。

なんだか朝から憂鬱な気分がつづいていて、原因はわかっていたのですが、それを掘り下げたい気持ちになれず、かといって気分転換をうまく図ることもできずにいました。

そうした中で、「そういえば北欧、暮らしの道具店のジブリ回をまだ聴いていなかった」と思い出して聴くことに。

語られるエピソードの一つひとつが、実生活やおふたりの人生とマッチしていて、こうして自分自身に引き付けてジブリを解釈したり、自分自身の生活に反映させていくのは、本当に素敵だなと感じました。

私はあまりそうした見方をしてこなかったので新鮮な気持ちもあり、とても興味深かったです。

それに感化される形で台所に立って、舞茸と小松菜、とりささみのにゅうめんを作りました。

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ここのところ自炊が億劫だと感じることが増えてきているのですが、それでも中食に頼ったり、外食に頼ったりすることがうまくできずにいます。

夕食はまだしも、自分自身で作っている朝昼の自炊は、できるだけつづけたいという思いがあり、そのモチベーションをどのように上げていこうかなと考えているところです。

できれば暮らしの本などをまた読んで、エナジーチャージをしていきたいなと思っています。

私は暮らし系の本だと、内田彩仍さんが一番好きで、ハマってからは毎年ご本をお迎えするのが楽しみなのですが、ここ数年のものはすでに読んでしまっていることもあり、次に好きな一田憲子さんの本をもっと読んでみたいなと思っています。

 

暮らしは毎日行っていくことなので、好きだとか嫌いだとか関係なく、日々を積み重ねていかなければならないのですが、できれば料理をすることも、胸を張って好きだと云えるようになれるといいなと願っています。

持病もあり、なかなか手の込んだお料理は作れないのですが、それでも日々朝昼の自炊をつづけているので、我ながら少しは頑張れているのかなと思うようになりました。

それも自己肯定感と呼べるほどのものでもなく、病気の療養のために作らざるを得ないという義務感からお料理をしている節があるので、できればもっと前向きな気持ちでお料理と向き合えるといいなと願っています。

それからもやはり気持ちがなかなか浮上しないので、知覧茶を淹れて、みかんといただきました。
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そうしてふたたびさらに下降の一途を辿るメンタルに参って、つい泣き言をポロリとこぼしてしまったら、愛猫・冴ゆがそれに気づいてくれたのか、お膝の上に乗ってきてくれました。
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猫という生き物の尊さを、この日ほど実感したことはありません。

それまで精一杯愛情をかけて育ててきたつもりではいても、まだまだ足りないような気がして、それでも健気に私の情に応えてくれる冴ゆが本当にいじらしくて、思わず泣きそうになってしまいました。

冴ゆはしばらくくつろいだ様子で毛繕いをして、小一時間ほどお膝の上にいてくれて、その間に「冴ゆはかわいいね。冴ゆのしっぽも白い足も、みんなかわいいね」と撫でながらひとしきり冴ゆを褒め尽くしました。

そうして幾らか気持ちが上向いてきて、少し空腹感を感じていたので、間食プレートを用意することに。

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オクラとレンチンしたお豆腐に、鮭フレークとマヨネーズ、めんつゆをかけたものをいただき、お茶はルピシアのほうじ茶・鬼の焙煎を淹れました。

それから主人が帰ってきて、今夜はお寿司を食べたいというリクエストに応えてくれて、ウーバーイーツでお寿司を注文していたのですが、配達員さんの都合でキャンセルとなってしまい、どうしようかと話しました。

夕食は主人に担当してもらっていることもあり、お料理をしない前提で話をしていたところに作ってもらうのも申し訳なく、近所のファミレスに行くことを提案しました。

主人も応じてくれて、身支度をして出かけることに。ここのところなかなか外に出られていなかったので、ユニクロのお気に入りのワンピースを着ました。

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主人は「素敵なワンピースだね」ととても褒めてくれて、それがとてもうれしかったです。

ここのところファッションをもっと楽しみたいと思っていた矢先だったので、つい色違いの同じ柄のワンピースを買ってしまっていたことを告げると、「どんな色なの?」と興味があるようで、「ネイビーのものだけど、ホワイトなら春先も着られていいかなと思ったんだよね」と打ち明けました。

インナーは同じくユニクロの薄手のトップスで、一度処分しようかとも思っていたのですが、ハイネックタイプで薄手のインナーになる長袖トップスとなると、なかなか限られてしまいそうなので、このお色だけ残そうかなと考えています。

それからファミレスで主人がチャーシューと煮卵、サラダを注文してくれて、それをいただきながら、ぽつぽつと話をしました。
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お守りに下げている、ヒプノシスマイクの神宮寺寂雷先生のぬいぐるみも思わず撮ってしまいました。

メインは魚介をいただきたかったのでネギトロ丼を選び、主人が日本酒を冷やしていたことを思い出して、晩酌に誘ってみることに。

それからコンビニで軽めのおつまみを買って帰宅する途中に、この大嵐でもまだ咲き誇っている桜があり、その姿を愛でました。

今年のお花見はなかなか遠出ができなくて、思うように楽しめないフラストレーションもありましたが、主人が夜桜見物に誘ってくれたりして、楽しい思い出もできました。

宅飲みの席でも話が弾み、主人と冴ゆと和やかなひとときを過ごすことができて、一日を無事に締めくくれたかなと感謝しています。

これからもふたりと一匹の小さな家族を守っていけるようにしたいです。