ここのところ主人は週二日休肝日を設けるようにしていて、主人の作るお料理もそれに準じて変化したりしています。
一方私はというと、ここのところ不眠に拍車がかかっていて、なかなか夜に眠れない日がつづいていました。
主人はお仕事の疲れも溜まっている最中で、私は私で不眠をこじらせてしまって、日中はほとんどダウンという有様で、夫婦共々なかなか調子が上がらないな、という日が月曜日からつづいていました。
それを少しでもリセットしてすっきりすべく、私はお味が苦手であまり飲まないようにしているコーヒーをドルチェグストで淹れました。
そうして少し気分がシャキッとしたところで、家事を片づけました。
それから主人が帰ってきて、元気のない私の様子を見て「海老を蒸してあげるから元気を出して」と励ましてくれて、蒸し器で料理を作ってくれました。
そうしているうちに「休肝日明けということで、飲みメニューにしようかな」と主人が云って、私たちのお気に入りのそら豆を用意してくれて、ひとまずそれで乾杯することになりました。
私はアルコールは飲まないので、主人が買ってきてくれた三ツ矢サイダーをいただきました。
そうしているうちに蒸し料理ができあがり、主人が振る舞ってくれました。
私の大好きな海老は業務スーパーのお品で、背わたが処理済みなので、魚介が苦手な主人でも料理しやすくて助かっているそうです。
蒸すと部屋に海老のいい香りが広がって、とても幸せな気持ちになります。
その向かいにあるお肉は豚ハツで、こちらも業務スーパーのお品のもので、主人が買ってきてくれました。
コリコリと歯応えのある食感で、蒸すと淡白なお味に旨みがあって、こちらもとても美味しいです。
にんじんも蒸すとホクホクとした食感になって美味なので、主人も気に入っているようです。玉ねぎはしんなりとして、ポン酢でいただくとおつまみ風味のお味になります。
そうしてお料理をいただいている間に、主人に勧めたところすっかりハマってしまったアーバンギャルドのライブ動画などをYouTubeで何本か観ました。
推しアーティストをシェアして共に喜びを分かち合えることはやはりうれしいものですね。
それからご飯は盛っていたものの、主人がお茶漬けにしたいと云うので、そちらは私が用意することに。
主人にはとりささみと小ネギ、梅干しを盛り付けた梅茶漬けを用意して、私自身は鮭茶漬けの素を使って、ツナ缶と小ネギを投入した海鮮茶漬けをいただきました。
ライブ動画で盛り上がり、楽しい一夜を過ごすことができて、ここのところ感じていた不調も、しばし忘れることができました。
この夕食の時間があるからこそ、どんなに調子が悪くても、喜びや楽しさを感じることができます。
主人の日頃のお料理にも心から感謝していますし、これからも夫婦ともども仲良く過ごしていけるようにと、心から願っています。