この日の前日にハプニングがあって、その日はとうとう動物園に行けずじまいになってしまいましたが、その日は早めに眠れたので、その翌日の日曜日に多摩動物公園へ行ってきました。
道中は電車に揺られること一時間ほどでしたが、下方面の電車ということもあって思ったよりも負担感はなく、比較的快適に過ごせました。
まずは主人がお熱の昆虫館へ。私はあつ森さながらの蝶のゾーンに魅了されました。
本格的な機材で写真を撮っている方も多く、きっと通い詰めていらっしゃるのだろうねと話しながら歩きました。
ひらひらと優雅に舞う姿は美しく、普段こんなに生きている蝶を間近で見る機会もないので貴重な体験になりました。
それから主人が観たがっていた昆虫の展示エリアへ。
ヘラクレスオオカブトとギラファノコギリクワガタに主人は夢中でした。
途中、小さな男の子に主人が話しかけられるハプニングもあり、食い入るように二人で昆虫を見つめる姿は微笑ましかったです。
私としては蝶の標本をたくさん観られたことがうれしかったです。
あいにくと以前見かけたお蚕様の標本は見当たりませんでしたが、その代わりにヨナグニサンの標本がありました。
調べてみると、沖縄など、ヨナグニサンから反物を作っている地域もあるそうで、雅だなぁと感じ入りました。
ヨナグニサンもあつ森に登場した蝶でしたね。
それから休憩を挟んで動物エリアへ。
主人はのんびりと歩くキリンが気に入った様子でした。
どの動物も愛らしかったですが、私はやはりチーターが気に入りました。
悠然と構えている高貴さが漂ってきて、ほれぼれと見入りました。
この日は一万歩以上歩いて、普段千歩も歩かない日々を送っている身にはなかなかハードでしたが、こうして動物たちと触れ合えて、何より主人がとても嬉しそうにしている様子を見られてよかったです。
それから帰宅して主人が一時間後に外食に行こうというので、着替え直して出かけることに。
ファミレスでお食事をいただきながら、今日見た動物のことなどを話しました。
完食はできませんでしたが、主人との話も弾み、楽しいひとときを過ごしました。
帰路、空を見上げると雲の合間から月が見えて、中秋の名月は前日でしたが、一日ののちの月も綺麗で、幸せな気持ちになりました。