雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

器と待つ楽しみ

ちょっとしたひと手間をかけることで、暮らしの中で自分の気持ちを上げるヒントはあるなとここのところ実感しています。

お店で買ってきたパンも、器に盛って紅茶を淹れれば華やかになります。

さしたる値の張る器でなくても、暮らしに馴染む器を選べば、そこまで肩肘を張ることなく、かといってあまりぞんざいな気持ちになることもなく、ちょっとした軽食を楽しめます。

お食事だと、最近は間食プレートを用意したり、ところてんをネットスーパーで注文しておいて、ガラスの器に盛って緑茶といただけば、和カフェ気分も味わえます。

持病で手の込んだ料理がなかなか作れない身なので、簡単なものを器に盛り付けるだけ、ということが多いのですが、それでも自分の気分を上げてくれるようなセッティングをすると、何かと食欲をなくしがちな私には、少しずつでも食欲が湧いてきます。

基本的に辛党なので、間食には甘いものではなく、こうしたお食事系のものを用意することが多いです。

気分を少しでも上げてくれる器は、その時々で整理をして減らしたりしながら増やしています。

今私が欲しいのは新たなトレーで、普段使っているトレーはムーミンバレーパークの北欧雑貨のお店で買ったものです。

個人的には北欧よりもイギリス派なので、イギリス系のブランドのマットやトレーなどがあれば探してみたいと考えています。

またガラスの器はやはりイッタラのカステヘルミが憧れで、カステヘルミのグラスも何個か割ってしまっているので買い足したいところです。

またイッタラといえば主人がファンということもあって、タイカのマグカップを愛用しているので、追々プレートもお迎えしたいところです。

なかなかすぐにというわけにはいかないのですが、以前親しかったアンティークがお好きなご婦人から「ご縁を待っている間も楽しみ」という言葉を聞いたことがあり、私もそうして器との縁を待つ楽しみも覚えていきたいなと思っています。