雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

仕事が忙しくても家事を回していく工夫

仕事が忙しくても欠かさなかったことがあります。それはお茶休憩の時間です。

校正という仕事柄、集中力は何よりも必要なものなので、時々小休憩を挟んだりしていたのですが、少し時間をとってお茶休憩を必ず取るようにしていました。

大好きなルピシアのキームン・クイーンズホープを淹れて、その時々に合わせてお菓子もいただいていました。

ただ、お茶休憩とはいっても休むだけではなく、その後の家事も必ずセットで行うと決めていました。

手や体を動かすことで、仕事のリフレッシュにもなりますし、家事も溜めずに済みました。

仕事が始まる前は、タイトスケジュールの仕事だったため、家事まで手が回るか不安でしたが、それまでに家事をできるだけ習慣化しようと、どんなに心身が不調でも家事をするということを決めて実践していたことで、無理なく行えるようになったなと感じています。

専業主婦だったときにはそうした意識が低かったため、兼業主婦になってむしろ良かったのではないかと感じます。時間というものに対してシビアな目線を向けるきっかけになりましたし、何かと不調を言い訳をしてばかりだった自分を変える糧にもなりました。

なんせ仕事は待ってくれません。日々業務をこなしながら、それでも無理なく家事も回していきたい。そうした思いを実現してくれたのがお茶の時間+家事の時間のセットでした。

これもかねてからブログに書いてきた通り、家事をするにあたって「動線を意識すること」を念頭に置いています。

snowrabbit21.hatenablog.jp

仕事場である自室からリビングに移動してお茶休憩を取り、家事をして、また仕事場に戻るという一連の流れが崩れないように心がけました。

かといって全ての家事を完璧にこなすということはさすがに難しいので、最低限、皿洗いをしてシンク周りを掃除して、リビングの掃き掃除をすることや、夕食は主人にお任せすることにしていても、朝昼は自分で用意して、食欲がなくてもできるだけ食べるようにすると心に決めて実践していました。

念頭にあったのはTwitterで大人気のぱやぱやくんの本たちです。

ときには持病が悪化してしまって参ってしまうこともありましたが、ぱやぱやくんの本を糧に、日々のルーティンをできるだけ守るようにしたことで、睡眠のリズムが持病で崩れがちになっても、仕事をするのにそこまで支障をきたすことはなく、業務時間をしっかり守って、なおかつ家事との両立も図ることができました。

一つの成功体験を得ることができたことはやはり大きいですし、持病を抱えながらの仕事は想像以上に大変でしたが、やり遂げたという実感がありました。

今後ともお仕事をいただけるだけの働きができたのか、それは先方様の評価によるところが大きいですが、この経験を糧に、さらに励んでいければと思います。