雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

2023.07.07 七夕のしあわせな一日

昨夜読んだ田中友也さんの『おうち養生』にかちゅー湯という、沖縄でよく食されている味噌汁が紹介されていて、私も作ってみようと昨夜のうちに決めていました。

それから朝起きてさっそく作ってみることに。

雑穀米のごはんに納豆と卵、小ネギを乗せて、かちゅー湯は味噌と鰹節をお湯で溶いたものに、小ネギとしょうがを入れて作ってみました。

すると思いのほか美味しくできて、ついインスタント味噌汁で済ませてしまうことが多いのですが、これなら無理なく作れるし、今後も作ってみたいと思ったのでした。

そのことを帰宅した主人に教えたところ、「俺にも作って」と云うので、今度作ってみようと思います。

それからお昼もいつものツナ茶漬けにほんの少しネギを足してみたところ、ネギの薬味が効いて、これも美味しくできました。

ここのところお米を食べるのがつらかったのですが、これならあまり罪悪感なくいただけそうです。

また料理をすると新たな発見もあり、また手順なども自ずと考えるので、リハビリになるなと実感しました。

これまではどちらかというと料理に苦手意識があって、私は精神疾患や、それに伴うめまいがあることもあり、「あまり料理をしない方が危なくなくていいのでは」と思っていたのですが、そうしているうちに食べる意欲がどんどん落ちてしまって、体重は一時42kg台まで落ちました。

今は43kg台ですが、もう少し増やしてもいいのかなと思っています。

それから昼間は何かと減薬の影響でぐったりとしてしまうことが多くて、しばらくベッドで休むことにしました。

こうしているうちにも、やらなければならないことが頭をよぎってしまい、なかなか気が休まらないので、「甘いお菓子と紅茶をいただいて、少し元気を出そう」と思い、ルピシアダージリン2ndフラッシュを淹れて、お菓子とともにお茶の時間にすることに。

そうしているうちに幾らか気が紛れて、自分のご機嫌取りはできたかなと思います。

お菓子を買い置きすることには同棲時代以降消極的で、今もあまりプラスの意義を見出せずにいるのですが、以前13年に渡って担当していただいていた医師から「痩せすぎだから間食を取った方がいい」と云われたこともあり、毎日ではありませんが、少しずついただいています。

そうしてしばらくノートを書いて過ごしていると、主人が帰ってきて、夕食を作る支度を始めそうになったので、「今夜はおそうめんが食べたいから、私が作るよ」と提案してみることに。

おそうめんは七夕の行事食なので、どうしてもいただきたかったのでした。

主人に味つけをいくつか提案して、ごま油+鶏ガラで和えたおそうめんを作ることに。

卵は割ってしまいましたが、主人のものは無事でした。

あれこれとざるなどを出したりしていると、やはりめまいがしてきて、台所に立っているのが少しつらかったのですが、先日読んだジェーン・スーさんの本に、「パートナーのどちらかに料理を押し付けるのはフェアじゃない」という趣旨が書かれていて、いたく反省したのでした。

もう少し自炊をする頻度を増やしたり、その内容をアップデートできるように、少しずつ頑張りたいと思います。

それから主人と話しているうちに、「雪兎さんはマグカップを買っていいなぁ。俺はマリメッコのマグカップが欲しいな」と云うので、しばらく器談義になり、私は紅茶はティーカップでいただきたい派ですが、今夜はお迎えしたばかりのイッタラティーマの限定色のローズでお茶をしたくなりました。

ここのところ主人が仕事でお疲れ気味なこともあり、なかなか夕食後のお茶の時間を楽しめずにいたのですが、今日は主人から「甘味が食べたいな」というお誘いがあって嬉しかったです。

七夕は昨年は家内安全と健康を祈願したのですが、今年もやはり同様のことを心のうちで願っていたので、こうして穏やかなひとときを過ごすことができて、本当にしあわせだなと感じた一夜だったのでした。