雪兎の小部屋

病弱専業主婦の日々

持病あり主婦の簡単ひとりごはん

はじめに

持病によるめまいや不調で、なかなか思うように自炊ができなくなってしまい、二年ほどが経ちます。

この間、主人に夕食作りをお願いして、担当してもらっていたのですが、主人はここのところ仕事で忙しく、なかなかそのゆとりもないので、私はひとりでごはんをいただく機会が多くなってきました。

本来であれば、主人の分も作っておいて、帰ってきたら振る舞う……というのが筋なのでしょうが、私は食材を茹でるだけでめまいを起こして手元が危うくなってしまうので、なかなかそういうわけにもいかず、主人には申し訳ないことではありますが、冷食やお惣菜などを買ってきて食べてもらっています。

私自身はというと、あまり火を使わずに作れる簡単な料理を作って三食いただいています。

拒食気味ということもあり、なかなか食欲が湧かないので、そんな時でも食べやすい一汁一菜をメインに、簡素なごはんを作っています。

 

ごはん×汁物の一汁一菜

卵がある時には卵をメインに、小ネギや納豆などを組み合わせたごはんと、インスタントの味噌汁や豚汁などで食事を取っています。

少し食欲がある時にはハムエッグ丼も時々作ります。

ツナ缶は常備するようにしていて、元々主人が魚介類が苦手なこともあり、逆に無類の魚介好きな私の貴重な栄養源になっています。

あっさりと醤油をかけてシンプルにいただくのも美味しいですし、ツナマヨ丼にしたり、卵を乗せたユッケ丼にしたりと、色々とアレンジが効くのもいいところです。

また豆腐は主人が買って置いていた食べるラー油をかけて、麻婆丼のようにしていただきました。夏場などは食べやすくて重宝するレシピでもあります。

 

麺類

うどん

ネットスーパーで冷凍うどんを買うようにしていて、それを解凍してツナを乗せたり、豆腐を乗せて、めんつゆでシンプルにいただくのが好きです。

一時期はツナマヨうどんもよく作っていましたが、ここのところあっさりしたお味の方が何かと気分にも合うので、最近はめんつゆの出番が多いです。

豆腐うどんは単なる思いつきで試してみたところ、口当たりも良く、食欲がなくても食べやすいので、今後とも作りたいなと思えた一品になりました。

 

ラーメン

ここのところ主人が塩ラーメンにハマっていることもあり、私も何度か作りました。

わかめ×溶き卵や、ほうれん草×ツナといった簡素なラインナップですが、あっさりした塩味によく合って美味しかったです。

ラーメンは時々我が家にブームがきて、その度にとんこつラーメンや味噌ラーメンなどを作るのですが、春で30代も半ばに差し掛かる主人曰く、「家で食べるなら塩ラーメンがちょうどいいという年齢なのかもね」とのこと。

私ももともと塩ラーメンが好きだったので、今後とも作っていければと思います。

 

欠食を補う間食プレート

どうしても食欲が湧かなくて、でも何かしら食べないと元気が出ない……という時もしょっちゅうあります。

そういう時には、辛党下戸な私には、甘いものよりも、こうしたハムとナッツを並べただけの間食プレートがちょうどいいのです。

弱っている時に用意する手間もかからず、炭水化物を摂らずに済んで、なおかつきちんと美味しい。そのような存在に助けられています。

 

おわりに

作っているのは簡素なごはんばかりですが、持病を抱えながら料理をするのはなかなか骨が折れることでもあります。

そのような中でも、温かいごはんがあるとほっと気持ちが和らいだり、元気をもらえたりします。

拒食気味ということもあって、なかなか食欲が湧かないこともありますが、1月にいただいた仕事を通じて感じたのは、やはり食べることは体調を整え、パフォーマンスを発揮するのにとても大切だということです。

ごく当たり前のことですが、どうしてもおざなりになってしまいがちなので、こうしてまとめてみて、改めて簡単なものでもいいから作る習慣をつづけていきたいと思いました。