はじめに
家族のケアが必要になり、その分家事を今まで以上にコンスタントにこなしていくことが必須になりました。
元々上半期からたびたびお仕事をいただいていて、仕事と家事の両立を自分に課すテーマとして、できるだけ家事を溜めないように心がけてきたので、今は家事をすることがさほど苦痛ではないし、余裕がある時にはその楽しさも実感できるようになってきました。
そうは云っても、私自身持病のある身なので、365日家事のモチベーションが高いままというわけにはなかなかいきませんし、毎日100点の家事をこなしていくのは端的に云って不可能です。
そうした中で心がけている家事のゆるやかな仕組みについて、改めて書いてみようと思います。
体調に応じて時間を分散させる
私は朝に弱く、特に低血圧の症状が重くなりがたちな夏の朝は、とことん起動するまでに時間がかかります。
そのことに気づいたのはここ数日のことで、なんだか愛猫・冴ゆのお世話のための水換えや、トイレ掃除などをするのが億劫だなとぼんやりと感じていました。
そこで私自身が朝に弱いこと、さらにここ数日の猛暑で眠りが浅かったり、低血圧気味の症状が出ていたりして、朝にまとめて家事をすることがそもそもハードルが高いのではないかと気づきました。
主人は体調に応じて家事を休んでもいいと云ってくれてはいるものの、家事が溜まるとどうしてもその分大変になるので、できるだけ溜めたくありません。
しかし朝にまとめてやらなくてはならないというものでもないのだよなと気づいてから、少し気持ちが楽になりました。
特にここ数日は月経困難症の症状が出ていることもあり、立って行う家事をするのもやっとです。そうした時に、時間を分散させて、できるタイミングでフレキシブルに家事を行なっていくことで、無理なく片づけられることに思い至り、一日の中で比較的動きやすくなる14時〜16時ぐらいに皿洗いをしたりするなど、朝だけに家事を集中させることをやめてみることにしました。
頼れるものにはとことん頼る
食洗機や掃除機など、自動化して頼れるものにはどんどん頼っています。
元々掃除機は音が苦手なので、これまでは箒とちりとりを使っていましたが、愛猫・冴ゆの体調などもあり、清潔に保つべく、掃除機が必須になりました。
今はマキタのコードレス掃除機を使っていて、食洗機は備えつけのものを使用しています。
自動化できるものは自動化することで、体調が悪くてもある程度家事を回すことができます。
例えば立っているのもつらい状態であれば、先に食洗機に皿を入れて洗ってもらっておいて、後々体調が少し持ち直してきたタイミングで残りの皿を手で洗うということもできますし、その余裕もない時には食洗機に入れることだけは最低限やると決めています。
そうして家事に柔軟性を持たせることで、負担を可能な限り減らして、家事を無理なく行えるようにしています。
ラジオや音楽を流す
それでもやる気が起きない時もありますが、そうした時には音楽やラジオで自分にスイッチを入れたりしています。
今年に入って愛聴している加古隆さんの音楽や、ジェーン・スーさんがラジオパーソナリティを務める「生活は踊る」、「北欧、暮らしの道具店」のラジオ番組「チャポンと行こう!」などをよく聴いています。
人の話し声があると不思議とやる気が出てきたり、音楽をきっかけにスムーズに動けるようになったりと、自分の外からいただけるパワーを大切にしつつ、これからも家事に励んでいけるようにしたいです。